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エクスプローラーノートは前回紹介したHLN-Aで最後になるので、本当は前回で長く続いたこのARK日記を締めようと思っていたのですが、やっぱりエンディングについて触れて終わらせなきゃな!と思ったので急いでこちらの日記を書きました。

今回はGenesis part2 のボスであるロックウェル・プライム戦において発生する会話と、倒した後に見ることができるエンディングについて触れていきたいと思います。当然ながらネタバレを多大に含みますのでご注意ください。

サバイバー達と相対したロックウェルはどうなってしまうのか…ARKの世界は一体どんな結末を迎えるのか…今度こそ長く続いたARKストーリー紹介最後の日記です!それでは早速みていきましょう!


ロックウェル・プライム戦の記録


ここからボス部屋内での会話になります。文字だけだと喋っている際のニュアンスや勢いがわかりませんが、実際は結構感情込めて喋ってくれてます。是非とも一度自分の目でも確かめてみてくださいませ!

※R=ロックウェル、H=HLN-A の会話パートとなります


(H)この場所はロックウェルに派手に荒らされてますね。もはや船の原型すら残っていません
(R)ここがお前の終着点だ…跪け、命乞いをしろ。”許してくださいロックウェル様、死にたくありません”とな。ほら、どうした?考えてやらんこともないぞ。私はいつも貴様らのことを考えていたのだからな。ああそうだ、いつも考えていた。その小さな目にみずぼらしい歯…まるで屠殺場に忍び込んだハタネズミではないか!いい加減目障りなのだ、ここで死ね!
(H)どうやらよっぽど自信があるみたいですね、彼は。まあ確かに一筋縄ではいかなさそうですが、手はあります。まずは目の前の触手からなんとかしてみませんか?

(地面から生えているロックウェルの触手を一定数討伐すると…)

(H)少し痛めつけすぎたんでしょうか?自分の肉人形を自分で操るなんて、滑稽が過ぎます
(R)言ってくれる…では貴様のその人形はいつまでもつのか、見物だな。クハハ…貴様の武器では私に傷一つ付けられんよ!地を這いずる蟻ごときが神に逆らえると思うな!
(H)神?ロックウェル、あなたその力に溺れて頭までどうにかしちゃったんですか?ただ、彼の言うことにも一理あります、サバイバーさん。もっと火力が必要ってことです。ふぅ…船のショップでエクソMEKを買っておいて正解でした!やだなぁ、あなたがアクセス権をくれたんじゃないですか!なんとこのモデルはフェイズキャノン付きの特別製なんですよ!え、いつ買ったかですか?

(ここからは基本エクソMEKに乗り戦うことになります)

(R)おっと、今のはチクっとしたぞ!
(H)耳を貸さないでください。確実に効いてますから!

(R)刮目しろ…これが私の創り出した新たな生命だ!見てみろ!可愛いと思わんか?この船にも船員が必要でな。なにせ元いた連中はみなバラしてしまったからな。どうだ、以前の連中と違ってこいつらは従順で可愛げがあるだろう
(H)ええ、そんな醜悪な見た目じゃなければですがね!
(R)これは失敬、貴様に芸術性を問うなど愚問だったかな?今からでも命乞いは遅くないぞ。
(H)はっ、またそのパペットショーですか。1体目をどうやって倒したか、もうお忘れですか?


(R)ええい貴様らは状況を悪くしているだけだということがなぜ分からん!
(H)あーはいはい…焦ってるってことは、つまり効いてるってことですよね?
(R)”三度目の正直”といこうじゃないか
(H)いいえ、”二度あることは三度ある”ですよ

(R)ぐぅ…貴様らのようなカスがぁ…足元を這いずるしかできん害虫ごときがぁ!
(H)蟻の次は害虫と来ましたか。ふふ、効いてる証拠です

(R)さぁ、最後のチャンスだ、私に命を乞え!慈悲が欲しくば、私の中に眠るひとかけらの人間性を呼び覚ましてみせろ…
(H)ええ、数百メガワットのプラズマ砲でも喰らえば、いい加減あなたの目も覚めるでしょう

(R)なぜだ…?なぜ大人しく死なんのだ?いや、そうか。貴様は生存者…サバイバーだったな。全く忌々しい!まあいい、貴様の努力もここで全て無に帰す。
(H)すみません、エネルギーが枯渇してしまったようです…もうエクソMEKを動かす予備動力もありません。

(ここで今まで戦闘に使っていたエクソMEKが壊れてしまう)

(R)ヘレナ・ウォーカー!やはり貴様なのだな!私をここまでイラつかせる女は!
(H)正確にはヘレナではないんですが…でも、そうですね、私はヘレナ…なんでしょうね

(R)ここは私の支配する領域だ。今より私の全ての機能を、貴様を殺すためだけに集中させる。茶番は終わりだ…ここが貴様の終焉と知れ!無駄な努力を…私という存在はもはやこの船のあらゆる場所に在るのだ。貴様らが何をしようが無駄と知れ!
(H)それはどうでしょうか。あなたは全ての機能をここに集中させると言いました。そして船のシステムは今や私たちが握っています。もうあなたに逃げ場はありません。
(R)ふん、逃げ場を失ったのはどっちかな。私の進化を、昇華を阻むことなどできん!

(H)この舟は…人類の希望と夢を積んでいます。あなたには奪わせません、彼らの夢を、未来を
(R)私こそがその未来なのだ、屑どもがぁ!いい加減終わりにしよう。貴様は…今ここで死ねェ!
(H)負け犬の遠吠えがうるさいですね?

(R)私を殺せば、貴様もここで終わりだ

(ここで修理が完了したエクソMEKでロックウェルにトドメをさせます)



エンディングについて

ロックウェルにエクソMEKで最後のトドメをさすと、最終ミッションクリアとなりついにエンディングを迎えます。今度こそロックウェルは死んだのか?ジェネシスシップはどうなってしまうのか…?一緒に見ていきましょう。

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(トドメをさされ項垂れるロックウェルとMEK内からそれを見ているサバイバー)

(R)グアァ!この私が貴様らごときに破れるだと!まさか、あり得ない!私はこの船そのもの。この船は私なのだ!
(H)何でこうなることくらい計算できなかったの?もしかして…あそこの15番目のマトリクスの変換を…?えー…要するに、システムの中枢にまで入り込んだロックウェルを倒したので船も崩壊を始めたと。こうなってしまった以上、残る手段は…

ごめんなさい。一緒には行けません。バックアップを取る時間も、ありません。でもあなたなら大丈夫。だって…「サバイバー」でしょう?


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(ガラス越しにHLN-Aに近づくサバイバー。直後MEKは船外へと飛ばされ船が崩壊を始めます)

(R)なぜまだここに?私を笑うためか?
(H)エドモンド…あなたの悪夢を終わらせるためです

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(宇宙の彼方で崩壊を始めるジェネシスシップ)

(R)どの口が言うか…全て、貴様自身のやったことだろうが!私の悪運を舐めるな。この程度の逆境ごときどうとでも抜け出して…
(H)それは無理。もう手遅れです

(R)ああ…待ってくれ…ヘレナ…怖いんだ…
(H)しー…わかってます

(ここでジェネシスシップは大爆発を起こします)

(H)サバイバーさん…最後のメッセージです。私はもうすぐ全機能を…停止します。出会った頃の私はただの人工知能で昔の人物の単なる模倣品でした。でもあなたと過ごすうちに私はただ一人の私に、なれたんです。ヘレナじゃない…HLN-Aに。私に意味を…本当の私を教えてくれて、ありがとう。はぁ…こんな時なんて言えばいいんでしょうね?

これからは自分の力で…あなただけの道を…運命を…新しい世界を…切り開いて


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(投げ出された宇宙空間で、地球によく似た惑星が近くにあることが確認できます)

いつの日か…私たちの魂が再び出会うことがあるかもしれませんね。その時まで――。



ARKの終わり。そして…


宇宙の彼方で崩壊を始めたジェネシスシップ。船外でHLN-A達が最後のお別れをしている最中、船内でもう一つの物語が始まっていました。


(システム音声)バイオームの再現に失敗。実行不能。至急、蘇生済み全生命体の再配置が必要

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(ポッドが開き、中から一人のサバイバーが目覚める)

どことなく見たことがあるこの風貌…。

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そう、目覚めさせられたのはサンディアゴです。

(サンティアゴ)戻ってきたか
(システム音声)自動制御システム、正常。軌道の安定化を確認。警告。緊急脱出プログラム始動。ドッキングユニット切り離し。降下を開始。

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(この時崩壊を始めた船から、下の惑星に向けて大量投下されるポッド類が確認できます)

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(崩壊した船の破片に当たってしまった脱出船が無惨にもサンティアゴの目の前で砕け散ります)

(サンティアゴ)長い1日になりそうだ

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そうして、サンティアゴも未知なる惑星の大気圏へと突入を開始するのであった―――




以上が長く続いたARKの最終エンディングとなります!

ロックウェルがどうなったかですが…船と一体化しておりましたので、ジェネシスシップが爆発したことにより、残ったHLN-Aと共に宇宙の藻屑となり今度こそ死亡したと思われます。(流石のロックウェルもこの状態では生き残れないでしょう…)

そして何度も何度も目覚めさせられるサンティアゴには涙を禁じ得ませんね!サンティアゴ…がんばれ……。

ちなみにこの眼下にみえる新しい惑星ですが、ここがARK2の舞台となる惑星です。何故なら…



ARK2のトレイラーにサンティアゴがいるからです。このサムネになってる彼ですね!!!サンティアゴが落ちた惑星=ARK2の舞台です。なんでサンティアゴだってわかるのかって?それはまず彼の左腕にインプラントが埋め込まれているのと…

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彼が端末に触った際に堂々とサンティアゴと名前がでているからです。ちなみに左側に書かれている文字を読むと「遺伝子配列:完了」「エングラム刷り込み:不完全」「クローンアクセス:制限付き」と書いてあります。

はてさて、ARK2は一体どんなストーリーになるんでしょうね。トレイラー内で明らかに人間じゃない何かと争っているので、ARK2の舞台となる惑星には先住民がいたのかもしれません。果たして我々人類(と一緒に降下した動植物たち)は新しい惑星で生き残っていけるのか…。同時進行で作られているらしいアニメも楽しみにしながら、首を長くして一緒にリリースを待ちましょう!

また、長かったARKのストーリー解説日記もついにここで終わりです。ちょっとでもARKのストーリーが知れ渡ればいいなーと思い書き始めた解説日記…。長すぎて途中で挫折しそうになったこともあるんですが、「見てるよー!」とコメントで感想を貰う度励まされ、なんとかここまで書き上げることができました。

最初の記事をみたら投稿日が2020年3月20日だったので、実に2年近くかけて書き上げたことになりますね…。2年かけて読んでくれた方も、一気読みでここまできた方も、ここまでご覧いただき本当にありがとうございました!

ARK日記はこれで最後となりますが、これからも日記は書き続けておりますので、興味のある記事などありましたらまた閲覧いただけたら幸いです!それではまた!



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2017-10-26