今月6日に7年の歳月を経て「人食いの大鷲トリコ」が発売になりました!
ICOもワンダも好きで勿論トリコもやりたかったんですが
悲しいことにねこ氏PS4を持っておらず・・・。


ということでトリコやるためだけに急遽PS4を購入しました( ^ω^)
ちょっと早いクリスマスプレゼントってことにしておこう。


この間のセールで大量購入したsteamゲー無を詰みゲーしてんのに
トリコかったら余計詰むってわかってるんですが
それでも私はトリコがやりたい・・・!!7年この時を待ったんや・・・・・・!!


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PS4と同時に勿論トリコも同時購入したんですが
どっちもプライムだったため次の日届くのをずっとソワソワしながら待つねこ氏。
もちろん初回限定版のほうを購入しておきました。

届いてからは即効セッティングしトリコのプレイ開始したんですが

ゲーム操作についてはほぼICOやワンダと同じです。
仕掛けなどを動かしたりするのはICOの要領
トリコに乗ったり蔦によじ登ったりするのはワンダの要領。
大きな違いがあるとすれば、ワンダについては巨像にしがみつく際
ボタンを押しっぱにする必要がありましたがトリコの場合掴み行動を自動でしてくれます。
なのでボタン離してトリコからずり落ちるとかそういったことが一切ないです。


最初のあたりで主人公しか通れない通路があるんですが
ついて来たいトリコは穴にズボズボ顔つっこむんですよ。かわいい。

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足までだして一生懸命こっち来ようとするんですが勿論通れず。
それでもズボズボするトリコがかわいすぎだったので暫く頭撫でてました
(なんとトリコを撫でるコマンドがあるのです!!製作者わかり手)


ICO同様二人で協力しながら先進んでくわけですが
どうしてもトリコしか通れない、主人公しか通れない道とかがあり
時々トリコと離れ離れにならなければいけなくなります。
そういう時主人公捜し求めてトリコがうろうろするのが
かわいすぎてどうしようにもないないです。捨てられたわんこか君は。



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主人公がピンチのときは勿論駆けつけるかわいいやつです。


色んなところでレビューされてますが
上田さんがこだわってるだけあってトリコの生き物感がすごい。
トリコのグラフィックも凝っていて、羽毛一枚一枚が動きます。
後半になるとトリコに指示が出せるようになるんですが
こっちの思惑通りに動かない時もあったりして
そういうときは「まあ生き物だししょうがないよねうちの猫もそうだもん」
って思ってしまうレベルで生き物感すごいです。
何もせずに放置してるとその辺の臭い嗅ぎ出したり遊び始めたり
頭かいたりと、トリコの動きも色々と用意されているので見ていて飽きない。
私は見たことないんですが、ずっと撫で続けてるとトリコを寝かしつけることができたり
伸びをしてる姿のトリコもみれるようです。かわいい。トリコかわいい・・・・・・。

謎解きの難易度は中くらいかな?
私でも最後まで攻略サイトなどみず進めることができました。
届いてからずっとやってたのでプレイ時間計算してみたところ
14時間以内にクリアしているようなのでゲーム自体はそんなに長くはないです。
2週目以降のやりこみ要素もそんなにないので
2週目以降は完全にトリコ愛でながらトロフィー集めを楽しむゲームです。


ワンダのときもエンディングのアグロあたりで泣きそうになりながらクリアしたんですが
トリコのエンディングでは堪えきれず泣きながらクリアしました。
今作も細かい設定については全然明かされていないので
ICOやワンダみたいに想像で補完するしかないんですが
そのうち色々な考察サイトがでていろんな解釈をみれるようになるといいなぁ。
自分でも考えてみはみるんですけど「結局あれなんだったんだ??」ってのが多くて
そういうところに何かしらの終着地点を見出した人の考察を読んでみたい。

概ねストーリーも操作もトリコのかわいさも大満足がいく出来でしたが
問題点があるとすれば、最初から最後まで操作ガイドが画面にでることですかね。
設定でも「ガイド非表示」のようなものがないし
てっきり2週目になればなくなるものかと思ったのですが
2週目以降もでっぱなしなのでそういう仕様のようです。
あのきれいな世界にいちいち画面内にガイドがでてくるのは残念な気がします。
初見であれば進行のヒントにもなりますが2週目以降はそれもわかっているため
せめて2週目からは非表示選択可能にしてほしかったですね。



▼ネタばれあり 個人的なトリコ考察

とりあえずクリア後に漠然とトリコとトリコのストーリーについて考えてみました。
公式でこれという答えが提示されていないため
こんな考えもあるんだなー程度にお読みいただければと思います。


まずエンディングで「あれはもう長くないな」と言われてしまったトリコですが
最後にでてきた大鷲2匹、1匹はトリコで
もう1匹はトリコが主人公を咥えて飛び去る際に
トリコと目があった塔をよじ登っていた大鷲だと思っています。
そしてあの大鷲は途中までトリコを襲ってきていた大鷲だと思います。


トリコが敵対心を示すあの鎧達は、樽にされてしまった元人間だと解釈。
ICOやワンダでも死後黒い影になって死者が彷徨う描写があるため
この鎧についても、大鷲の餌になってしまった人間の魂が
鎧に移ってあれこれ動いているのではないかと思います。


大鷲の巣の主(大鷲を操っているあの変な装置)について。
あの塔自体は過去の文明っぽいので(大鷲が作れるはずないので)
古代人が大鷲を制御するために作ったシステムがあのコアなのではないか。
大鷲が持つ「角」に何らかの信号を送ることにより大鷲達を操っているが
落雷により角が折れてしまったトリコはうまく操れなくなってしまった。
ただ後半になるにつれトリコの角がまた伸びてくるので
あの樽を食べることで角が強くなり
塔からの電波を受信しやすくなるのではと思っています。


ただ塔の主が大鷲に人間を運ばせる理由がわかりません。
ICOやワンダなら呪いを封印するために生贄が必要とかなんでしょうか
この世界では特にそういった描写はなく、主人公もごくごく普通に暮らしていました。
なのでなぜあの塔が人(もしくは魂)を求めているのかは最後までわかりませんでした。


「人食い」大鷲と呼ばれているトリコ達ですが
人を求めているのは大鷲ではなく塔の主で、鎧に魂を移されたヨロイ達が
あの主の変わりに塔の管理をしているのではないかと思います。
大鷲たちはただ操られて人を運んできているだけで
別に人を食料としてみていないのかも知れません。
実際にあの装置にいれないと食料樽がでてこなかったり
一度食べた主人公を未消化の状態で吐き出したりしているあたり
大鷲は生身の人間を食べれないのではないかと思います。
そうなるとあの樽の中身は人間ではなく
人間を運んできた大鷲にあげるご褒美的な餌でもはいってるんでしょうかね。


過去シリーズの時系列はおそらくワンダ→ICOっていう順番ですが
トリコに関してはここに含まれるのか、同じ世界なのか描写はありませんが
トリコ達がいる塔の建造物の中に、ICOの霧の白にある
ヨルダしかあけれない扉のような像があるので
時系列はわかりませんが世界は同じなのではないかなと思います。


以上、トリコをプレイしてみた感想と、世界観についての個人的考察でした!
あまり長くなくさくっとプレイできるゲームのため
少しでもトリコに興味のある人には是非プレイしていただきたい一作です。