BIOHAZARD RE:2 |リメイク版とオリジナルの違いを解説【クレア裏編】

BIOHAZARD RE:2 イメージ画

基本情報

タイトル:BIOHAZARD RE:2(バイオハザード RE:2)
プラットフォーム:PC(Steam)、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch(クラウド版)ほか
ジャンル:サバイバルホラー
発売日:2019年1月25日
開発 / 販売:株式会社カプコン
プレイ人数:1人
公式サイト:公式サイト
Steam:Steamストアページ
Wikipedia:Wikipedia


前回はレオン表編についての記事を書きましたので今回はクレア裏編を、オリジナルとの違いを解説しながら書いていきます。

レオン編をまだ見ていない方は是非以下よりご覧下さい。
→ 「『BIOHAZARD RE:2』 リメイク版とオリジナルの違いを解説【レオン表編】

レオン表裏、クレア表裏をクリアしてから執筆しているのとオリジナルとリメイク版の内容を比較しながら書いているためもしかしたら軽いネタバレがあるかもしれません。そのため「何も知らないままやりたいんだ!」って人はご注意ください。

いつも以上に縦に長い記事になっているため以下に目次などのリンクをおいておきます。

昔のバイオ2をオリジナルのバイオハザード2っていちいち書くと長いので今回も古いバイオ2をオリジナル、バイオRE:2をリメイク版と表記します。それではクレア裏編、いきましょう!

オリジナルのクレア編はヘリ墜落前にワンシーンある

オリジナルもリメイク版も裏編の始まり方は同じで炎上トラック前から始まりその後警察署へと駆け込むことになります。

警察署へ駈け込むとすぐに飛行機が落ちてくるところはかわりませんがオリジナルは屋上から警察署に入るのに対し、リメイク版はレオンと再会した裏庭から入ることになります。また、オリジナルではここで飛行が墜落した原因も知ることができます。

クレアが屋上に上ってすぐにヘリコプターが飛んでくるのですが屋上に逃げてきた警察官に気づいたヘリがハシゴを下ろして近づいてきます。ところが助けを求めた警察官はゾンビに囲まれておりマシンガンで応戦するも殺されてしまいます。殺された際に撃っていたマシンガンの銃口がヘリに向いてしまい運悪くパイロットに弾が命中、ヘリは墜落…。というのがあのヘリが警察署にめり込んでいる理由です。

リメイク版ではこのシーンがなくなっており本当に突然ヘリが墜落してくるだけなため「空飛んでてゾンビもいないのに何故墜落??」とちょっと不思議に思う場面となっております。まあカプコン製のヘリは良く墜落するのでしょうがないですね!

武器からボウガンが消え、ガンショップの親父とも出会わない

レオンはオリジナルもリメイク版も武器にそう大差ありませんがクレアの場合、オリジナルにあったボウガンが武器から消えておりスパークショットもスタンガンに変わっております。時代の流れを感じますね。

更にオリジナルにはグレネード弾がありましたがリメイク版ではなくなっており、焼夷弾(オリジナルだと火炎弾)と硫酸弾のみになりました。

また、オリジナルではクレア表編でガンショップの親父に出会えるのですがリメイク版ではガンショップの親父とのくだりが削除されており、表裏どちらをプレイしても出会うことがありません。

これはボウガンが武器からなくなったせいかもしれませんね。

BIOHAZARD RE:2 ガンショップ前で武器を構える人物のプレイ画面

オリジナルだとガンショップ親父が構えている武器がレオン編とクレア編とで地味に違うんですが、レオンの場合だとショットガンを構えてるのに対しクレアの場合だとボウガンを構えているんですよね。

この時親父からボウガンを入手することができるため親父とのくだりがなくなったリメイク版ではボウガン消えたのかな?と思ったり。ただ親父以外からも手に入れることはできるためただ単に時代にそぐわないため削除された可能性が高い気がします。

たまにレオンの痕跡を見つけることができる

オリジナルはレオン編でとった一部の行動がクレア編に影響していましたがリメイク版はそういった要素がなくなっています。

そのかわり、ストーリーの進行途中で二個程レオンがクレア宛に残した書き置きを見つける事ができます。見なくてもストーリー上とくに問題ありませんが見つけると「ちゃんとここにレオンがいたんだな」と実感することができて楽しいです。ただメモを読んでもクレアが反応を示さないのは悲しいところ…。

ただほんとそれ以外のストーリー上の接点はほぼ皆無。折角ストーリーが裏表と分かれてるのにリメイク版はそれが全然生かされていないのが残念です。オリジナルみたいにもうちょっと二人の物語に接点を持たせてほしかった。

リメイク版ではタイラントの投下シーンが削除されている

主人公たちを追いかけてくるタイラント。オリジナルでは裏編しか追いかけてこないのに対しリメイク版では表だろうと裏だろうと登場して追いかけてきます。

このタイラント、リメイク版では何故ここにいるのかという詳しい経緯の説明などがありません。唯一確認できる情報は、独房においてあるベンのメモにある以下の情報のみ。

・警察署はもう化け物だらけだが、俺が恐れているのはゾンビなんかじゃない
・奴らが極秘に開発した生物兵器、コードネーム「タイラント」
・恐らく奴に下された命令は証人の抹殺

ベンはアンブレラの情報を探っていたため抹殺対象となっておりそのためベンはさっさと独房から出てここから逃げ出したかったんですね。ただタイラントについてはこれ以上の情報がなくプレイヤーにとっては「いつの間にか現れたやばいおじさん」程度の認識です。

オリジナルには墜落したヘリを鎮火したあとにムービーが挟まっており

BIOHAZARD RE:2 ヘリから荷物が投下されるシーンのゲーム画面

飛んできた上記のヘリがT-00という荷物を投下していきます。そしてその荷物の中からタイラントがでてくる描写がされており人為的に投下された生物兵器ってことがメモをみなくてもわかるようになっています。

シェリーとの出会い方が違う

レオンとエイダの出会い方はオリジナルもリメイク版もほぼ同じでしたがクレアとシェリーの出会い方については変更されています。

オリジナルではS.T.A.R.S.のオフィスを出た後ゾンビに襲われているシェリーをクレアが発見。探し回ってると署長室倉庫でシェリーを発見することができるためオリジナルはここから初めてシェリーと行動を共にすることになります。

一方リメイク版はというと署内ではシェリーに出会わず女神像下にある地下道で出会うことになります。エイダ同様、シェリーを操作できる箇所は1か所のみとなっておりGが父親であることに気づいていないオリジナルとは違い、お父さんについて聞かれた際に「パパはもういないの」と言うためGが父親であることには薄々感づいているようです。

更にリメイク版では、G生命体になったウィリアムだけでなく何故かアイアンズ署長にも追われています。追われている明確な理由については最後まで判りませんでしたがシェリーが落としたペンダントをクレアに探させ持ってこさせるあたり、署長はペンダントが何かしらに使えるということに気づいていたと思われます。

アイアンズ署長は出番にかなりの違いがある

リメイク版ではシェリーを攫っていきクレアを脅すアイアンズ署長ですが実はオリジナルでの役回りは結構違います。

オリジナルでの出番は署長室のみとなっており(死亡する際は別の部屋にいますが)特にクレアの妨害もしてこず、シェリーを追いかけている様子もありません。というかクレアとの会話途中で「どうせみんな死ぬのだから…」や「頼む 一人にしてくれ…」と話すあたりこのバイオテロの中で生き残るのを諦めている感があります。

また、アイアンズ署長の悪行については後ほど発見する以下の記録類で色々と確認することができるようになっています。
・レオン表編でベンが死ぬ間際に残したメモ(※1)
・S.T.A.R.S.部屋でクリスに届くFAXの内容(※2)
・クレア表編で見つける事ができる署長の手記(※3)

一方リメイク版のアイアンズ署長はというとムービーが用意されていたり、シェリーの物語に大幅に関わってたりと大出世しています。登場シーンも署長室ではなく駐車場に変更となっており何かしらの目的でシェリーをクレアから攫っていきます。

オリジナルでアイアンズ署長と初対面する際

BIOHAZARD RE:2 署長室で市長の娘の遺体があるシーンのプレイ画面

机の上に死亡したラクーン市長の娘が横たわっています。「守ろうとはしたが残念なことに死んでしまった」と署長は答えますが後ほど確認できる署長の手記(※3)を読むと市長の娘を殺したのはアイアンズ署長ということがわかります。

BIOHAZARD RE:2 署長室の剥製記録や展示を示すゲーム画面

実は彼女、ちゃんとリメイク版でも出てきており登場場所は署長室ではなく孤児院に変更となっております。

署長室にある「剥製の製作記録」をみると、ラストのページに
豚、メス、22歳
狩猟場所:ラクーンシティ
獲物の体は白く柔らかでどこもかしこも甘い。私の物だ。永遠に。

の記述があることから、彼女の事を指していることがわかります。最初から剥製にするためにここに置かれているわけですね。

アイアンズ署長が剥製を集めるのが趣味であったことはオリジナルだと署長との会話から判明し、リメイク版だと署長室においてあるメモで確認することができます。

ちなみに彼女の名前はキャサリン・ウォーレンです。リメイク版では解禁したボーナス欄から名前を確認することができます。蛇足ですが、オリジナルでは署長室に入るためにはプラスチック爆弾を仕掛けヘリ横のつぶれた扉の先へ行けるようにする必要があります。リメイク版でもC4爆弾が準備されておりますが近くにある「ある男の手記」を読むと以下の内容が確認できます。

・忠誠をつくした誰か(メモでは彼ら)に切り捨てられてしまった
・こうなったらこの世界を楽しんでる
・まずは豚ども(恐らく警官や住民のこと)を檻に閉じ込めてやった
・C4爆弾を起爆させれば全員木っ端微塵だ
・ただ一瞬で終わらせるのはもったいない。まずは怒鳴り散らしているアイツからだ
・楽しくなってきた、音楽が必要だ

「ある男」としか書いてないためあくまで憶測となりますがC4爆弾を仕掛けた「ある男」とはアイアンズ署長であり最初に殺された「アイツ」というのは警官エドワードだと思われます。

理由はオリジナルにでてくるメモ(※3)と内容が似ているということとどちらも「爆弾」が関係しているという共通点があるという点。メモの「彼ら」とはアンブレラのことでしょう。シェリーパートで孤児院から逃げ出す際音楽をかけてクレアを待っている姿も確認できるため「音楽が必要だ」という部分も繋がります。


※1 オリジナルのベンは「ここに署長の正体が書いてある」とメモを渡し死亡します。渡されたメモの内容は署長宛てのウィリアム・バーキンからの手紙であり以下のような内容が確認できます

・S.T.A.R.S.の隊長ウェスカーが裏切り洋館が爆破されたが研究に支障はない
・それより洋館事件の生き残りである「クリス」「ジル」
 「レベッカ」「バリー」「ブラッド」のほうが問題である
・証拠を持ってるようなら処分しろ、連絡役は今まで通り妻アネットが担当する
・謝礼も口座に振り込み済み、もうすぐGウィルスが完成する。
 ただクリス達が嗅ぎまわっているため十分監視すること
・問題発生、アンブレラがGウィルス横取りのためのスパイを送り込んできた
・不審人物がいれば連絡するか、例えアンブレラの人間でも暗殺していい
リメイク版では上記の洋館情報がごっそりぬけたメールを確認することができます。


※2 オリジナルではS.T.A.R.S.オフィスを出ようとした際に丁度良くクリス宛に届いた以下のFAX内容を確認することができる。

・送り主は「合衆国連邦警察局内務調査室」課長のジャック・ハミルトンで「内務調査報告書」名目
・依頼があった件についての内偵結果がでました
・アンブレラが開発中とされるGウィルスについては存在が判明しなかったため内偵続行
・アイアンズについてだが、過去5年間に渡りアンブレラから多額の賄賂を受け取っていた疑惑あり
・アンブレラが引き起こしたとされる洋館事件や不審な事件のもみ消し工作をしていた可能性あり
・また、署長は大学時代2度女子学生に乱暴を働いた疑惑あり
・ただ精神鑑定を受けるも成績優秀だったため不問にされた
・今後も十分注意して行動すること

以上のことから、アンブレラのしっぽは掴めていないがアイアンズ署長がなにかしらの悪事を手伝っているであろうことはばれていたようです。


※3 クレア表編の場合署長が署長室から姿を消した後「署長の手記」を確認することができ、以下の内容が書いてあります。

・アンブレラが私の街をめちゃくちゃにした、もうおしまいだ
・私も感染しているかもしれない
・こうなったら町の人間は一人残らず殺してやる
・まずは署内を混乱させてやった、これで外部からの支援は来ない
・警察の対応が遅れれば住民の脱出も絶望的だ。脱出路も絶ってある。
・脱出計画を練っているようだが誰一人ここからは出さない
・抵抗を続けている奴らを狩ることにする。まずはエドワードを殺してやった
・わざと逃がした市長の娘は生きているだろうか?あの美しい体は是非剥製にして眺めたい

更に社長秘書の日記も確認することができるが「社長の秘密をしってしまった。このままでは私の命が…。」というところで日記が終わっているため、署長が暗殺したと思われる。

リメイク版では「孤児院」が追加されている

リメイク版では警察署の近くに孤児院がありますがオリジナルではありません。これはアイアンズ署長のストーリーを改変した関係で追加された新しい施設になります。この孤児院はアンブレラや住民の寄付によって運営されておりアイアンズ署長も孤児院に多額の寄付をしています。

そのためシェリーをクレアから連れ去った後の拠点が孤児院となっており孤児院内には警察署内を監視しているカメラもおかれています。

この孤児院はアイアンズ署長の息がかかっているだけでなくアンブレラ社の生体実験材料の確保先となっており、実験に使われる子は「養子」という名目で孤児院から連れ出されます。

上記の内容は孤児院においてある「トムの日記」で確認できます。確認できる内容としては以下の通り。
・養子に貰われていった親友のオリバーに手紙を出したが2ヶ月たっても返事がこない
・アンが「養子として孤児院を出た子はブギーマンのエサになる」と話をしていた
・確かにこの孤児院は少し変だ
・電話や外出が禁止されているし医者の数も多すぎる
・それに毎日されるあの注射の意味は?これでは俺たち、まるでーー
・真夜中にオリバーが「助けて」って泣きわめいて帰ってきた
・でも最初アイツだとわからなかった
・だって顔が、あんな、溶けて、剥がれて……。

また、洗面所においてある院長の手紙には以下のような内容が書いてあります。

・研究所より脱走した被検体が本施設に侵入する事態発生
・この被検体プール施設で養育されていたため救援を求めに帰還したと思われる
・被検体は職員によって即時確保
・被検体は臨床実験に使用されていた
・本施設がウィルス汚染された可能性がある
・そのため施設内にいる全ての被検体候補を廃棄処理した
・周辺の住民には建物老朽化のため、子供は一時的に他の孤児院へ移動させたと説明済み。

つまりアンブレラ施設内で臨床実験されていたオリバーが逃走トムらがいる孤児院に助けを求めて帰ってきたものの施設内の職員もグルなためもみ消されてしまった。トムがみたオリバーの見た目がとんでもなかったのは実験の結果ですね。孤児院にいた子供たちもなんらかのウィルスに感染してしまったかもだから念のため殺しとこう、という感じで孤児院の子供たちは全員殺害されてしまったようです。

下水道で負傷したレオンと再会することができる

リメイク版では警察署の裏庭で再会して以降最後までレオンとクレアが再会することはありませんでしたが、オリジナルではS.T.A.R.S.部屋で再会できるほかに下水道でも負傷したレオンに再会することができます。

レオンはエイダを助けた際にアネットから受けた傷を負っており「さっきまでエイダという女性と一緒だった」と教えてくれます。リメイク版ではレオンとの接触が最低限のためエイダのエの字もでてきませんが、オリジナルではここでエイダの存在を知ることができます。

オリジナルではシェリーがGウィルスのサンプルを持っている

オリジナルでは下水道でレオンと再会したあとエイダともみ合って落ちてきたアネットと会うことになります。その際に「シェリーの母親ね?シェリーがこの下水道にいるの!」と報告し、アネットはそれに驚いたあと「シェリーもGも狙われるわ…!」といって気絶してしまいます。

実はシェリーがつけているペンダントGウィルスのサンプルが隠されているため、このままではウィリアムだけでなくGウィルス奪取を狙うタイラントからも狙われてしまいます。

ロープウェイ内でシェリーと再会した際クレアがお母さんよりGウィルスを託されていないか質問しますが、シェリーは「Gウィルス?そんなの知らない」と返事をするため、アネットはシェリーに内緒でGサンプルをペンダントに隠していたようですね。

リメイク版でのペンダントは抗ウィルス剤をとるための鍵となってはいますがGウィルスサンプルも仕込まれているという情報はありません。ただアイアンズ署長が何故かこのペンダントを狙っているため、もしかしたらGウィルスサンプルも仕込まれていたのかもしれませんね。

オリジナルのクレア裏はシェリーがウィルスに感染しない

リメイク版では表だろうが裏だろうがシェリーはウィルスに感染して途中で倒れてしまいますが、オリジナルのクレア裏の場合はずっと健康体なままで終わります。(クレア表の場合はリメイク版同様感染します)

また、オリジナルではウィリアムに胚を植えられる描写がありますがリメイク版ではそういった場面がないため、シェリーが胚を植えられた状態なのか、ゾンビに傷を負わされて感染したものなのか真相はどっちなのかがわからなくなっています。

エイダの生存確認方法が違う

リメイク版、レオン編のスーパータイラント戦ですが誰かがロケットランチャーを投げてくれる場面があります。このロケランを投げてくれたのはエイダであり、リメイク版ではここで彼女が落ちた後も生きていたことが確認できます。

一方オリジナルの場合レオン編でエイダが底に落ちた後、その後の彼女については一切描写されません。その為レオンはエイダは死んだとずっと思っておりバイオ4で再会を果たした時には「生きていたのか!」と驚きます。

かわりにクレア編でエイダの生存が確認できるようになっています。スーパータイラント戦で「これを使って!」と誰かがロケランをクレアに投げてくれるのですがシルエットと声からして明らかにエイダであることがわかります。

ただクレアは名前は知ってはいるものの一度もエイダにあったことがなく「誰なの?!」と言っているあたり姿も見えていません。その為投げてくれたのがエイダだとは気づけずレオンはずっとエイダは死んだものと思ってたというわけですね。

リメイク版でのクレアはスーパータイラントと戦うことがないためエイダの生存についてはオリジナルと違い、レオン編で確認できるように物語が地味に変更されています。

エンディングが若干違う

電車まで追ってきたG最終形態を倒すところまでは同じですがその後の展開がオリジナルとリメイク版とでは地味に違います。

まずオリジナルですが、結構シェリーとレオンが活躍します。Gが相乗りしてきたことにより研究施設だけでなく乗ってる電車まで自爆装置が作動してしまいます。そのため電車を止めトンネル出口までみんなで走ることになるのですがGを最後尾で倒す役がクレア、その後Gを電車内に引き留める役がレオン、そして電車の緊急停止装置を押す役がシェリーでした。

結果電車に取り残されたGは爆発で死にみんなは無事にラクーンシティの脱出に成功。一息ついてるレオンとシェリーにクレアが「さあ行くわよ、一緒に行くところがあるでしょ」と声をかけ「クリス、待ってなさいよ」とつぶやいたところでオリジナルは終わります。表同様俺たちの戦いはこれからだ!エンドですね。

一方リメイク版のクレア裏はどういったエンディングかというとGが電車に相乗りしてきてクレアが撃退するところまでは一緒ですが、電車を停止させるのではなく、Gがいる車輌のみ切り離し燃え盛るトンネル内に置いてけぼりにして殺すというストーリーに変更されています。

ヒッチハイクに失敗したため荒野を3人で歩いて帰るのですがシェリーが「二人は付き合ってるの?」「養子にして」って言ってきたり、最後は親子みたいに手をつないで楽しくおしゃべりしながら帰るためわりとハッピーエンドな感じで終わります。

そもそもリメイク版は前作についてはほとんど触れられていないためクレアから「クリスを探しにいく」という提案はでてきませんし次回作につながるような話も意図的にしていないのかなと思います。そのためまだまだこれからだ!なオリジナルとは違いリメイク版は完結的なエンディングとなっております。

リメイク版の良さや欠点について考えてみる

さて、ようやく裏表プレイし終えたため一応はこれでゲームクリアした形になります。(ハンクとか豆腐は横に置いておきます)新しくなったバイオハザード2をプレイし改めて昔のバイオハザードも見直したことによりそれぞれの良さや特徴が見えたような気がします。

バイオハザードRE:2は最新のリメイク作品だけあって映像のきれいさ、操作性のよさ、恐怖演出など、どれをとってもいい作品に仕上がっていると思いました。ストーリーも一部オリジナルから引き継ぎながらも一新され前作や次回作の情報を全然知らなくても「RE:2」のみでバイオの世界観が楽しめるような作りになっております。

難易度については過去作品の中では難しい部類に入ると思いますがイージーモードでプレイできるようにしてあったり、オリジナルにあったハンク、豆腐モードを引き継ぐなどこういったゲームが少し苦手な方からやりこみタイプの人まで、幅広く楽しめるように工夫もしてあります。

更に、オリジナルのゾンビは頭を破壊すれば終わりだったのに対しリメイク版は部位破壊に意味を持たせたり、ゾンビが一度死んでも気づいたら復活しているなどいい意味でゾンビらしさがRE:2では増しています。

敵を倒した際の流血表現もなくなっているため「完全に死んだのか」「実はまだ動けるのか」といった判断が難しく、ホラーとしてのドキドキ感が増しているのもいい演出だと思いました。

一方、オリジナルにあったバイオハザード1との繋がりや次回作を期待させるような台詞は全てそぎ落とされているため、「バイオシリーズとしての繋がり」を重視する人は少し寂しい思いをするかもしれません。

また、オリジナルほど裏と表のストーリーに接点がなくキャラを逆にして開始した場合のストーリーもさほどかわりません。折角オリジナル同様に裏と表パートを準備したのにその意味がだいぶ希薄になってしまったように感じられました。

大げさに言ってしまうと、リメイク版のバイオ2はレオンとクレアが出会わずラクーンシティに来ていたとしてもあんまりストーリーの進行に影響なかったよね?と思ってしまうレベルなのです。だってレオンもクレアも最初から目的地は警察署なわけですから別々に来たとしてもリメイク版はストーリーに変更をきたさないんですよね。

オリジナルと違って無線で連絡を取り合い状況報告や一緒に脱出を図るといったことがありませんし、お互いのパートナーについても知らないままゲームは最後まで進行します。(シェリーは裏EDで会えますが、エイダに至っては名前すら出ません)

リメイク版はほんとに成り行き上一緒に来て脱出の際たまたま一緒になったレベルでしかお互い会いません。裏庭で「お互い生き延びようね!」って話をしますがそのまま別々に脱出して「よかった生きてたのね!」ってなっても違和感がありません。

そのため何度も言いますがリメイク版はもう少し裏表に接点を持たせてほしかったです。正直リメイク版のストーリーは裏表にする意味がないので最初から裏表をくっつけた「レオン編」「クレア編」を作ればよかったのになと思いました。

BIOHAZARD RE:2 クレア視点のシーンを示すスクリーンショット

ただリメイク版については、2月15日に無料DLCとして「THE GHOST SURVIVORS」が配信予定となっております。

主人公は本編ではすでに死亡している「特殊部隊員」「市長の娘」「ガンショップの親父」となっており「もし彼らが生きていたら…」というIFストーリーを体験できるようになるみたいです。

なのでリメイク版はこのあたりでゲームのボリュームというか色々とストーリーに深みを増してもらいたいものですね!無料DLCの他に有料DLCを準備するのかはわかりませんがもし有料DLCも準備するつもりなら、今後リメイク版はオリジナルとは一味違う楽しさを提供してくれそうですね!

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バイオハザード RE:2 公式コンプリートガイド


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