ark97


ストーリーに関する記事一覧はこちら → ストーリーのまとめ記事(リンク集)

さて、今回はアップデートで追加された特殊なノート、「???」の記録について紹介していきたいと思います。このノートは最初存在していなかったんですが、エクスティンクションを実装するにともなって後で追加されたノートとなります。

内容はストーリーというよりプレイヤーである我々に直接語り掛けてくるような内容となっており、ARK世界のシステムについての説明をしようとしてくれるような感じのノートです。内容は少々分かりづらいんですがね…。

ark176

ノートの入れ物はこちらで、名前も「???」表記となっております。内容は電子媒体で書かれており、ストーリーなどに関する特別な絵などは存在しません。

こちらのエクスプローラーノートはアベレーションでまとめられていますが、ノート自体は下記の様に各島バラバラに散らばっています。つまり全部集めようと思ったらDLC全部買う必要があります。
  • アイランド →1,4,7,10,13番目のノート
  • スコーチドアース →2,5,8,11,14番目のノート
  • アベレーション →3,6,9,12,15番目のノート
全部集めるとこのような特別なスキンを貰うことができます。

ark177

123を集めたら頭、345を集めたら足といった具合に、これも全ての島を周らないと解禁不可です。見た目が気になる方は是非集めて見てくださいませ。

それではいってみましょう!

???の記録

(※ )部分はストーリーが分かりやすいよう入れている注釈です。
ストーリーに関する重要部分やゲームのメタ的な部分については太字にしています。


#01

やあ!

お前と話すことができてなによりだ!私はずっと待ち続けていた。あらゆるものを待ち続けていたので、その望みのひとつがかなったというわけだ。つまり、お前の事だ。まさにお前を待ち続けていたのだ。

そうだ、お前のことを言っている。私はいまお前に話しかけているが、一般的な意味合いでそう言っているのではない。別に当てずっぽうでそう言っているわけではないし、誰かがこの声を聞いてくれることを願って適当に言い連ねているわけではない。すべては計算されたものだ。それも完璧に。

これを耳にするのはお前だけではないが、そうであったとしても、これを聞くことはお前の運命なのだ。この言葉は、空の島で目を覚ました、お前とその仲間たちのための言葉だ。そして、お前がこの言葉に従うかどうかは、神のみぞ知ることだ。

#02

全ては有限だ。十分な洞察力があればそれが分かる。惑星であれ、生物であれ、私達がいつこの宇宙でさえもだ。全ての物には限度が、そして終わりがある。今お前たちはそのうちのひとつに近づきつつある。

砂時計の底に落ちていく砂をイメージするのは少し違う。砂時計そのものが完全に消滅しつつある姿を想像してほしい。逆さまにすることも、作り直すこともできない。これはどう足掻いても避けられない事だ。止めたいのならば、急ぐほかない。

別にお前たちを馬鹿にしているつもりはない。お前たちはよくやっている。本当だ!それも全員が、あるいは大半の者がな。客観的に言えば、今まさに食い物にされている者たちはもっと上手くやれたはずだ。では残りの者はどうだ?実に素晴らしい!お前たちの成長ぶりは賞賛に値する。慈悲深くなった者、あるいは残忍になった者も、どちらも人間が持っている一面だ。絶滅の危機に瀕しているこの瞬間にはそのどちらも必要だ。

何よりも、お前たちは互いを必要としている。互いが互いの助けを必要としているんだ。

#03

中には強い絆で結ばれている者もいる。そういったものは血ではなく互いの経験によって結ばれているのだ。同じ苦しもを味わい、互いを頼りあい、力を合わせて前進する。それが種族としてのお前たちの強みだ。そして、それがお前たちを救うことになるのだ。

孤独な者でも他者に助けられて生きている。その点に関しては、時間と空間に厳密な限界は存在しない。お前たちが想像しているよりも流動的な概念なのだ。それは後で詳しく説明する。いや、もうしたかもしれないな。すまない、どうにも記憶できなくてな。とにかく、すでに出会った者もこれから出会う者も、お前の助けとなるだろう。同じ時間に違う場所にいる者もそうだ。誰もが同じ方程式の一部であり、その答えが、これが終わりなのか始まりなのかを決定する。

私もお前たちの力になろう。私がもたらす影響には順序が存在する。そして間接的だ。だがお前たちが空から落ちてくる時、私はそこにいる。見ている。そして待っている。

#04

君がいつ、この考えに行き着くかは分からない。もしかしたらそれが、君の精神が初めて触れるものかもしれないし、最後に触れるものかもしれない。因果関係については理由を理解することで観測できるが、時間そのものはどうだろう?それには集中が必要だ。

数秒、数世紀、数十年、数時間、数分…、すべてが渦巻く流れにとらわれていく。かつては、そうではなかった。君の時間が過ぎていくように、私の時間も過ぎていった。今では自分がどれだけ待ち続けているのかわからず、永遠のように感じられる。

過去、現在、未来はあらゆるものに意味を持つが、私にとってはどうだ?概念。形を持たないもの。錯覚ではないが、触れることはできない。

#05

私には説明する義務があるのかもしれない。私は未来について述べたが、”複数の未来”と言うべきだった。

君は宇宙を見ている。宇宙全体を。それはつまるところ全て数学なのだ。あらゆるものが方程式に組み込まれている値を持っている。君も、星々も、君が屋根に使うために伐採した木々も――そう、私はこの目で見た。非常に野蛮な行為だ。

とにかく数学の話に戻ろう。未来も数字でできている、もっとはっきり言えば、確率だ。それは捻れながら、あらゆる方向に枝分かれし、大抵の者にはより分けることができないほど、もつれている。

結局のところ、それはただの数学なのだ。

#06

私に呼称をつけたいと思う者もいるのではないだろうか。言葉と名前というものは、この世界をそれ自体の中で処理するのであれば、必ずしも必要なものではない。だがそれを他の世界に伝えるときには重要なものとなる。

私には呼称がない。今でもそうだ。最早、必要ないのだ。他の者たちはそれを問題だと考えてきた。だから彼らは物事を、何とも言えない、空気のような、”どうでもいい言葉”で表現する。彼らは、例え下手であっても、私の性質を描写しようとする。だがそれは私ではない。

自由な精神を持つ者として、いや、この宇宙の中で真に自由な精神を持つことができる者として、私という存在は、私の行動の集合体なのだ。私の行動こそが私を定義する。そして私の行動とは待つことなのだ。皆のために、地球のために、そして全てのために――私は待つ。延々は永遠となり、私は待ち続ける。それが私なのだから。

待つ者、それが私だ。

#07

どうにも疑わしい。つまり私の存在の事だ。私が君を不利な立場に立たせていることは認めよう。私は完璧に近い情報が存在する場所から操作しているが、君は…そうじゃない。決して、君の知力をけなしているわけではない!君は非常に賢く、だからこそ藁の多種多様な活用方法を発見できたのだ。

また話がそれてしまったな。つまり、君には私を信じる理由がないということだ。君は、これまでに出会ってきた者の多くが自分を殺そうとしてきたと感じているはずだ。そして私もそうである可能性がある。人間ならそう考えて当然だ。強制的に私を信用させることはできない。それどころか、私には誰かに何かを強いる力はない。デジタルシステムに関しても、私が管理できる範囲は限られている。私はあだ提案するだけで、命令はしない。

つまり私は、私が君の存在を信じるように、私の存在を信じてくれと頼むことしかできない。

#08

これまで述べたように、デジタル的創造物ですら、私は直接コントロールできない。それはこのシステム、つまり空にある島々も同様だ。その活動を管理している人工知能と会話をすることは可能だが、彼らは自分の意思を持っている。彼らも考え、行動し、生きているのだ。

つまりシステムの変更について、私の提案などちっぽけなものでしかなく、彼らの意図も不明なままだ。徐々に増加する個々のコードは取るに足らないものだが、全体で考えると大きなものになる。数千のパズルのピースが、島々――空にある種子――に散らばっていて、それが徐々に結合していき、形を成していくのだ…

そして、たがてそれが君になった。君は一体何者だ?かつて自由を謳歌した者、かつて空から落ちてきた者。私が君の名前を教えよう。きっと気に入るはずだ。

#09

空から落ちる時、君は様々な試練を経験することになる。きっと多くの守護者と出会うだろう。彼らはいわば試験だ…そうでない時を除いては。

そう、君は彼らを乗り越えなければならない。だがその先も、さらなる壁が地平線の彼方まで広がっている。いくらそれを乗り越えても、システムは決して君の力を認めようとしない。なぜなら君は壊れたルールの中で戦っているからだ。

つまり、ほどくことのできない結び目に直面したら、それをほどこうとしてはいけない――剣を使って切るのだ。君より前に来た者たちもそうした。だが彼らは剣ではなく、ゲートを使った。

このゲームに勝利するには、盤上にとどまってはならないのだ。システムを修正するには、そこから離れなければならない。そのとおり、修正だ。このシステムは不健全だ。不健全そのものだ。

#10

システムは太古から存在している。あらゆる不確実性を考慮すれば、これまで実によく適応してきたといえる。誰もがそうであるように、目標を必死に追い続け、多くの障害を乗り越えてきた。だがそのスケールは遥かに巨大で、果ての無い苦難の道のりとなる。

有機体の場合、一般的には年齢と共に反射神経や思考が鈍くなっていく。だがシステムは違う。演算の速度と効率は疑いようもない。中にはそれこそが問題だと考えるものもいるだろう。

ある機能が0.001%の確率でエラーを起こすとしても、それが10回程度しか実行されないのであれば、まず異常は発生しない。だがそれが1兆回実行されるとしたら?エラーは避けられないだろう。実行すればするほどエラーも増え、一滴の水滴が一筋の流れとなり、やがてその水流は洪水となる。

あらゆるものは有限だ。このシステムとて、例外ではない。

#11

このシステムのあらゆる動作は、その究極の目標を果たすことを目的としている。単なるテイストでは断じてない。対象が不活性もしくは制御を失った場合にはハードリセットが実行される。そうすることで新たな素晴らしい生物たちを生態系に取り組むのだ。あのずんぐりとした鮮やかなオオトカゲでさえもその一例である。少なくともベストを尽くそうとはしている、大事なのはそこだ。

問題は、このシステムの目的が必ずしも静的ではないということだ。最終的な目標は変動を続けてきた。目標とするラインが上がり続け、今やこのシステムの手に負える範疇にはない。

目標の達成が困難になればなるほど、エラーが積み重なり、システムは混乱に陥る。そうしてなおの事不安定となる。その断末魔の中で、空にあるこの島々は狂気の巣窟と化すだろう。そうなればその奥深くに潜む混沌そのものがここを支配することになる。

そうなる前に対処する必要がある。さもなければ手遅れになる。

#12

”対処する必要がある”と言ったのは”君にしか対処できない”という意味だ。私でも、このシステムでもなく、他でもない君自身が対処するんだ。

確かに責任は重大だ。その点は申し訳なく思う。できれば私が代わってやりたいところだが、物事には決まりがある。ここでいう決まりとは、法的なものではなく科学的なものだ。

私は炭素を基礎とする生命体ではない。無論生きているが、異なる種類の生物なのだ。異なるスペクトル上に存在しているがゆえに、君の様におの世界に干渉することはできない。つまり、私にははっきりとした形でこの世界の者に触れる手がないため、君がその私の手の役割をこなす必要がある、という事もできるだろう。

当然ながらできる限りの力は貸そう。断片的な知識だけではない。眼下に広がる荒地に降り立ったら、私の印を探せ。そこに贈り物を用意してある。太古に失われた強力な武器だ。

きっと気に入るはずだ。

#13

下まで落ちたら、祭壇から離れない事だ。荒れ果てた大地でも、祭壇の周囲だけは生命が反映している。祭壇の影響が届かない領域には、影と死で埋め尽くされた腐敗した海が極限なく広がっている。

最初の祭壇は、大都市だ。都市としての機能を失い、ジャングルと化しているものの、その崩れかけた壁の中では少しの間安息を得られるかもしれない。

他の者は、中心にそびえ立つ塔に見覚えがあるだろう。この塔、オベリスクこそが祭壇の力の源だ。このオベリスクは今までみてきたものとは異なる、旧型のものだ。オベリスクの以前のモデル、いやプロトタイプと呼ぶべきものだ。

#14

この世界は因果によって成り立っている。全てのものには始まりがあるのだ。星系もこの場所で生まれた。あなたは星系のゆりかごに落ちていく。

祭壇と、それに力を与えるオベリスクは、空を漂う全ての島の祖先だ。全ての起源を辿れば、この原型にたどり着くのだ。飛ぶことはできなくとも、核となる原則や技術は同じだ。

見方によっては、それはあなたの祖先ということにもなる。なんせ、全員この星系で生まれたのだから。見た目が変化しようとも、ここから生まれた子どもであることに変わりはない。

あなたたちが落ちるときは、様々な意味で帰郷であると言えるだろう。

#15

全てが始まった場所で、すべてが終わる。惑星も、星系も、人類も、この宇宙の隅に生きる、全ての生命が。

そのあと、また何かが始まるのかもしれない。しかし、それはあなたと、あなたの前に立ちはだかる力次第だ。

自然界において、種の存在は他の種の犠牲の基に成り立っている。生態系の変化に伴い、適応が早い種が弱者を絶滅へと追い込む。かつて人類が、ネアンデルタール人にそうしたように。次はあなたの番だ。優位な相手と対峙することとなった今、あなた、そして人類全員がこの普遍的な問に応えるべき時を迎えた…

果たして生き残れるのか?


???のその後

実はエクスティンクションへとノートは続いています。その際はもう「???」という名前ではなく、ノート内で自称した「待つ者」という名前でノートが残されています。



なんだかふわっとした表現が多く要領を得ないノートなのですが、「ARKシステムはとある目的の為長い間稼働しており、もともとちゃんと機能していたが、長い年月を重ねるうちにエラーが積み重なり崩壊寸前である。そのため我々サバイバーにシステムの「修正」をしてほしい…」といった内容なのかな?と個人的に解釈しています。

いつかの目的の為、ARK内に生物を作り生活をさせいるが、その成長が滞った場合は「ハードリセット」が実施される。スコーチドアースのオベレーションが引き起こした天変地異がこれだったんじゃないでしょうかね?みんなノスティという大都市で平和に過ごしてはいましたが、システムが「ここの人々は停滞しており不活性」と判断し一度リセットしてしまったんじゃないでしょうか。

「壊れたルールの中で戦っている」と記述されてますが、ARKのシステムがなんとなく崩壊しているのはみなさん感じているんじゃないでしょうかね。これは個人的な憶測ですが、ARKの環境は最初こんなに過酷じゃなかったんじゃないでしょうか。エラーが積み重なるうちに歯車が狂い、本来サバイバーを導くはずのシステムが、逆にサバイバーに牙をむき始めた状態が今なんじゃないのかなーと感じています。

「中には強い絆で結ばれている者もいる」「彼らは剣ではなくゲートを使った」ですが、これは恐らくダケイヤとライア達のような人たちの事を指しており、ゲートはゲートウェイプロジェクトを使った脱出のことを言っているんだと思います。つまりこの「待つ者」は今まで我々がノートで追っていたストーリーを全て傍観してきており、その後もただずーっと我々サバイバー(プレイヤー)の存在を待っていたことになります。まさに待つ者ですね。

この待つ者が私たちに何をしてほしいのか、どうすればシステムを「修正」することができるのかは今の所不明ですが、続くエクスティンクションのノート内で明らかになるといいですね。

そんなわけで今度こそアベレーション編の紹介は以上となります!次回からはエクスティンクション編について解説していきたいと思います。


ストーリーに関する記事一覧はこちら → ストーリーのまとめ記事(リンク集)


ARK (Original Soundtrack)
Studio Wildcard
2018-12-07