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前回は沼地と雪山のバイオームバグを見ましたので、今回は難易度ハードの深海をみていきましょう。バグレポートの数は全部で6個あります。そしてなんと!深海バイオームにはマスターAIが登場します。

沼地と雪山、後ほど紹介する火山と月面のマスターAIは何者かによって消されてしまいました。ただ深海のマスターAIはなんとか自衛に成功し今も存在しています(自衛方法はレポート内にでてきます)なので今回はマスターAI部分も含めて紹介していきたいと思います!

読みやすいよう、あくまで私なりにまとめたストーリー内容となりますのでその点よろしくお願いします。原本が気になる方は是非エクスプローラーノートを集めて見てみてくださいませ。

それではいってみましょう!

バイオームバグの発見(深海)

(※ )部分はストーリーが分かりやすいよう入れている注釈です。ストーリーに関する重要部分やゲームのメタ的な部分については太字にしています。

#01

水中を調べるには、単に水着を着て泳ぎ回ればいいってわけじゃありません。まあ、私はそれでもいいんですが、あなたたちは呼吸しなければいけないでしょう?でも、心配ご無用です!先ほど調べたデータの中に、1つ有益な情報を見つけたんです。

どうやらこの辺りの水中には多量の酸素を含んだ気泡があって、それを利用すれば、水中でも呼吸ができるみたいですよ!

#02

海には魚がたくさんいますが、このバイオームにいるのは魚だけじゃありません。

データによると、鳥たちもこの場所をかなり気に入っているようです。それも1羽や2羽じゃありません!まあ、その理由はなんとなくわかりますよ。ここはいつも、空を飛ぶのに最適な気候ですからね。ツバメなどの群れが見られるのは、そのためでしょう。彼らのねぐらってどこにあるんでしょうか?

#03

やれやれ…全くもって哲学的なバグでした。そのバグの中では、2つのアルゴリズムが1つの質問を巡って永遠に反発し合っていたんです。その質問というのは、「水は濡れているか?」という質問です。

一方のアルゴリズムは「濡れている」というのを「液体が個体に付着している状態」だと定義し、「水は濡れていない」と答えました。もう片方は、「濡れている」というのを「液体に触れた時に生じる感覚」だと定義し、「水は濡れている」と答えました。

…私はめんどくさくなって、コインで正解を決めろと言ってやりました

#04

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このデータは、この海が人工物であることを示すものです。まあ、わかりきっていたことですよね?でも、これって実はすごいことなんです。

20世紀以前の話です。研究者たちは閉鎖的な環境の中に人口の海を作りました。最初は、サンゴ礁ができるほどにとても豊かな海でした。しかし、それも長くは続きませんでした。彼らが導入した生物種の多くは死滅し、研究者たちは派閥を形成、わずかに残った生物や海産物などを巡って争いを始めたんです。

うーん、飢えた者たちの派閥争い、いえ、トライブ争いですか…どこかで聞いたことのある話ですね?

#05

それぞれのバイオームを監視するマスターAIのうち、いくつかはGenesisシミュレーションの裏側に潜む何者かの攻撃によってオフラインにされてしまいました。それは深海のバイオームでも同様でしたが、1つ決定的な違いがあります。

深海のマスターAIは、他の誰かによって攻撃される前に、自らをオフラインにしたのです。なんて賢いAIなんでしょうか!これはつまり、必要に応じてまたオンラインになれるということです。…多分。恐らく?まあ実際のところ、現時点では私にもよくわからないんです

#06

ここが深海のバイオームと呼ばれている所以はもちろん、辺り一面の海です。ですが、このバグはある廃棄されたプログラムが原因でした。そう、かつてここに島がたくさんあった時代のプログラムです。

このバイオーム、今でこそ「水、水、水!」というのが特徴ですが、想像してみてください。時々ビーチに上がり、水着を着て、冷えたビールを飲むことができれば、どれほどよかったでしょう。ここがこんな場所になってしまったのには、理由があります。

最初のサバイバーがシミュレーションに入る前に、何者かが意図的にこれらの島を全て削除してしまったんです。一体誰が、何のために?私にはわかりません。

マスターAI 「ムーダー」

さて、最初の方にも書きましたが深海バイオームにだけマスターAIが存在しています。マスターAIはGenesisシミュレーションのバイオームテストにおける最終テストという位置づけです。つまりまあ、ボスってことですね!そしてARKで初めての水中戦ボスとなります。

マスターAIはあくまで「最終テスト」という位置づけなだけですので、普通に会いに行くことができます。今まではトロフィーやらなんやら集めて転送!って形でしたが、今回は海洋バイオームのミッション「母なる海、ムーダー」を開始するだけでボス戦が始まります。ただ当然ボスですので普通に強いです。他のミッションと同じ感覚で挑むと普通に死にますので気をつけましょう。

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こちらがそのムーダーさん。これだけだと小さく見えますが

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実際は巨大なウナギです。なんだかマリオ64のウツボみたいでちょっぴり怖いですね。

さて、そんなマスターAIムーダーさんですが、「母なる海、ムーダー」ミッションを開始するとHLNより下記の案内を聞くことができます。

”このバイオームのマスターAIの名は「ムーダー」…海の奥底に潜む巨大なウナギのような生物です。もし、それを打ち倒すことができれば、海を完全に支配したことの証明になるでしょう”

最終ミッションをクリアすればバイオームを制覇したことになるようです。つまり本来のGenesisシミュレーションにおけるサバイバーテストとは、最終的に各バイオームのマスターAIを倒し強さを証明する…といった内容だったことがここでなんとなくわかります。ただ深海以外のマスターAI達は何者かによって全て消されてしまったため、現在のGenesisシミュレーションは本来の目的とは違った方向に進んでしまっている模様…。

余談ですが、戦闘中にHLNがちょくちょく話しかけてきては攻略ヒントを喋っていくのですが、その際にムーダーのことを「彼女」と呼んでいます。ボス名も「深海の女王・ムーダー」と表記されていることから、ムーダーは女性AIのようですね。



以上が深海バイオームのバグを修正した際に得られるレポートと、マスターAIムーダーについての紹介でした!次回は火山と月面について紹介していきたいと思います。


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