モンスターハンターワールド:アイスボーン 感想|ストーリー考察とMR100クリア雑記【ネタバレ有】

基本情報
タイトル:モンスターハンターワールド:アイスボーン
プラットフォーム:PS4、Steam
ジャンル:ハンティングアクション
発売日:2019年9月6日(PS4)、2020年1月10日(Steam)
開発 / 販売:カプコン
プレイ人数:1人(オンライン:1〜4人)
公式サイト:モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式サイト
1月10日 モンスターハンターワールド、steam版アイスボーンが発売されましたね!日記を書くのが遅くなりましたが、ゲーム自体は発売日から楽しんでました。ひとまずゲームが一段落(MR100達成し、全てのクエをクリア)したため今回はアイスボーンをクリアして感じた事や疑問点などをつらつら残していきます。ネタバレ有りですので未プレイの方はご注意くださいませ。
謎が残る終わり方をするストーリー
今作とにかくストーリーがわかりにくかったですね!!!いや、わかりやすいっちゃわかりやすいんだけど「つまり結局なんだったんだ?」みたいなところが多い印象を受けました。そう感じてしまう最大の理由は地殻変動の元凶である、アン・イシュワルダの存在がなんだったのか、最後までストーリーで明かされなかったことにあると思っています。
ワールドの看板モンスターといえばネルギガンテ。重要モンスターにゾラ・マグダラオスとゼノ・ジーヴァがいますがそれぞれちゃんとした存在理由がストーリー上で明かされていますよね。ゾラは死に場所を求めて新大陸へ古龍渡り。ネルギガンテは古龍を食べに新大陸へ。ゼノは羽化するために新大陸に古龍を引きよせていた。という感じで、メインストーリーをクリアさえすればワールドはこの辺りがなんとなく理解できる作りになっています。
今作の看板モンスターであるイヴェルカーナはともかく重要モンスターであるはずのネロミェール(ムービーのトリ飾ってるし)や、ラスボスであるはずのアン・イシュワルダはその辺が弱い。ネロミェールは地殻変動で出てきただけ。アン・イシュワルダに至っては存在自体がなんだったのか不明っていう終わり方をしています。
一応ストーリーの最後の最後にアン・イシュワルダが活性化したことで地殻変動が起こり生態系が変わり始めてしまったため、自浄作用であるネルギガンテが元凶のアン・イシュワルダを倒しにきた。イシュワルダを排除することで、自然の正常化を図っていた。みたいなこと言いますが、そうなると「じゃあなんでアン・イシュワルダは活性化したのか?」という疑問が残ります。彼も目的なく自然破壊していたわけではないでしょう。
一応無料アップデート第2弾であるムフェト・ジーヴァの存在とその後発売されたモンスターハンターの設定資料集によって最近ようやくイシュワルダの存在理由が明らかになってきたらしいのですが、(ムフェトはまだsteam版に来ておらず、資料集も買えていないため又聞き情報で申し訳ないが)逆にそれらがないと考察班の力をもってしてもあいつがなんだったのか理解が及ばないのは、ストーリーとしてちょっとどうなの?と思うところがあります。
更に受付嬢とフィールドマスターが「課題はクリアできた!これからは自分達で課題を見つけなくちゃね!」みたいなこといってアイスボーンのストーリーを終わらせにくるわけですが結局その課題もなんだったんだ…?とやや疑問に感じています。受付嬢のおじいちゃん秘伝のうろこについては回収できていますがフィールドマスターの課題である師匠の残した「大いなる存在」についてはアン・イシュワルダを見つけて排除しただけで、結局あいつがなんだったのか、地殻変動を起こしていた理由はなんだったのかあまり調査ができていません。なので「あれで課題クリア扱いでいいの?」と感じてしまう。これが「課題」じゃなくて「謎」だったら良かったんですけどね!
師匠が残した「大いなる存在」という謎は、アン・イシュワルダだったんだ!で終われたんですけど、終始「課題」って言ってくるのでなんとなく落ち着きが悪いんですよね。そのためアイスボーンは、クリアしても「結局イシュワルダはなんで地殻変動起こしてたんだ?」って感想だけが残り、喉奥に小骨が刺さったままゲームが終わってしまった感が凄いです。この後来るアップデート(特にムフェト)あたりで喉の小骨が取れるといいなー。
アイスボーンの良かった点
アイスボーン最大の見せ場は縄張り争いじゃないでしょうか。地殻変動により住処を追われたモンスター達が生存競争を勝ち抜くため縄張り争いをしており、おかげで今まで見つかってなかったモンスターが出没しまくっている。…みたいなストーリーですよね、アイスボーン(大雑把に言うとですが)。なのでアイスボーンのモンスター登場ムービーはほとんどどこかのモンスターと縄張り争いをしながら登場してくる傾向があります。この縄張り争いムービーがなかなか迫力がある。それぞれにストーリーが垣間見れるため見ていて楽しい。

基本みんな大きいため怪獣大戦争みたいになるのもおもしろい。特にジンオウガの登場ムービーがいいですよね!ちらっとジンオウガがこっちを流し見るのが大好きです。(FF15のバハムート流し目みたいな感じで個人的にしびれる)なのでアイスボーンのムービーの出来には非常に満足しています。
あとはエンドコンテンツである導きの地が何回乙っても大丈夫というのもアイスボーンの魅力かなと思いました。ワールドのエンドコンテンツであるマム・タロトは初心者にとっつきにくくかつ3回死んだら終わりなため、私はかなり手に汗握りながらやっていました。だってあれ、最終局面で死んだら1から痕跡集め直しだよ?!怖いわ!!
なので「報酬は減るが何回死んでも大丈夫」という導きシステムは大変有難かった。報酬も自分の取り分が減るだけで、他人の報酬は減らないって点もいいですよね。あとこれも導きの地限定ですけど、古龍の存在感があるのがいい!古龍が現れると周囲の空気感と空模様が変わるんですがこれは古龍が「そこに存在するだけで自然干渉してしまう」という細かい設定を反映してくれてるんですよね。ヴァルハザクが古代樹の森にいる際もちゃんと森全体が瘴気で覆われています。空気感は導き限定ですけど、空模様は通常フィールドでも変わる為気になる方は是非たまに空を見上げてみてください。
アイスボーンの矛盾点
アイスボーンの生態系ですが、個人的に気になる点が1か所あります。それは「新大陸にイャンガルルガがいる」という点。「イャンガルルガがいるのにイャンクックがいない」と言ったほうが正しいかもしれませんね。
イャンガルルガは餌取りや子育てが苦手なため近縁種であるイャンクックに依存してるんですよ。子育てに関してはイャンクックに卵押し付けて育てさせるという傍若無人っぷりでつつき回されたり子育て押し付けられたりとクック先生をいつも酷使しています。なのでクックがいないワールドの世界に、何故ガルルガが繁殖しているのか。お前どうやって生まれたの?って気になってしょうがない。

ただ任務クエストの名前が「傍若無人がやってきた!」であるためもしかしたらアイスボーンで登場するイャンガルルガは旧大陸から渡ってきた個体なのかもしれませんね。なんか木の上で羽休めしてたし。ちなみにこれでも一応縄張りを見張っているらしい。かわいい。もしくはまだ出てきてないだけで、新大陸にもクックがいるのかもしれません。そのうちイャンクックが解禁されたら面白いですが難易度的に今更クックが追加されるのは厳しそうなのが残念ですね...。
イヴェルカーナは渡りの地から新大陸へ何しに来てたのか
これは一瞬しか会話にでてこないため忘れがちなのですがイヴェルカーナの鱗はマグマを急速冷却して生成したものらしく、石が劣化して剥がれるたびにまとい直しています。剥がれたら龍結晶の地の溶岩地帯で鱗を作り直してたってわけですね。龍結晶の地でイヴェルカーナを撃退した際は「外殻の形状を急激に変容」「目的があり一時的に龍結晶の地を訪れたのではないか」と受付嬢にも言わせています。
どんな周期で外殻をまとい直しているのかはさっぱり不明ですが、調査班が今まで存在に気づかなかったことを考えると少なくとも40年くらいはまとい直さなくても大丈夫なんじゃないかなと思います。受付嬢のおじいちゃんが鱗をもっていたあたり前回のまとい直しは丁度40年前だったのかもしれませんね。(フィールドに残ってた古い鱗をおじいちゃんが拾っただけ、とかだったらわかりませんが)
またこれは個人的な憶測ですが、アン・イシュワルダが地殻変動を起こす際に発する超音波のせいでイヴェルカーナが纏っていた鱗が予定より早く剥がれ落ちてしまったんじゃないか。本当はまだまだ周期があったが、剥がれちゃったため致し方なくまとい直しに来たのではないか…。と、私は考えています。もしかしたら本当に40年周期なだけかもしれませんけどね!その辺も資料集に書いてあったりするのかしら!
ネロミェールはなんだったのか

ネロミェールについては…正直さっぱりです!古代竜人が「激流のぬしがあらわれた。歌は惑わせる。古の竜さえも」「古の竜の動きをたどればいずれは...」と言っていたため単にイシュワルダの地殻変動で出てきただけ説が高いです。
ただネロミェール自体はイヴェルカーナ同様40年前から存在しているようですので、地殻変動以外の理由ででてきた可能性もありますよね。ちなみに40年前から存在しているとされる理由ですが1期団の船が崖上にある理由に関係しています。
1期団が古龍渡りをしたクシャルダオラを追跡していた際ある日クシャルダオラと空中で絡み合うように争う存在を確認してるんですよね。古龍級のその生物は水を操り、1期団の船は彼らが起こした水流によって吹き飛ばされあの空高い岩上に船が着陸してしまった…。という設定があります。ちなみにクシャルダオラはこの際渡りを断念しています。
この設定からみるに、この時にクシャルダオラと縄張り争いを繰り広げたのがネロミェールではないか、と考えられます。明言はされていないためあくまで予想となりますけどね。でも他に古龍であるクシャルダオラと空中戦をしつつ、強力な水流を起こせてなおかつクシャルを撃退できるモンスターはそうそういないんじゃないでしょうか。他にできそうなのはアマツマガツチくらいでしょうがネロミェールが実装された今、その線も大分薄くなった気がしますね。
ヴァルハザクは同じ個体説
アイスボーンから「死を纏うヴァルハザク」が登場しますが個人的にこの個体は瘴気の谷にいた個体と同一ではないか?と思っています。地殻変動で森まで出てこざるを得なかったヴァルハザクが環境に適応してあの姿になってしまったんでしょう。そう思う理由は、「マスターランクに通常のヴァルハザクがいない」から。
瘴気の谷にヴァルハザクはでますが、それも死を纏うほうなのでアイスボーンでは「通常のヴァルハザク」が存在しないんですよね。「亜種」だったら別個体扱いするのですが、「特殊個体」であるのがでかい。なので瘴気の谷と古代樹の森にいるヴァルハザクは同一個体でただ単に行き来しているだけなのでは?というのが個人的な見解です。
ちなみに森に出てこざるを得なかった理由については地殻変動により谷の瘴気(ヴァルハザクの栄養源)が薄くなってしまったため他フィールドに瘴気を広げに行った結果があれなんじゃないかと考えています。あくまで想像ですけどね!!
アン・イシュワルダの不気味さの正体
初めてアン・イシュワルダの鎧がはげた姿に対峙したとき「なんだこいつは、不気味だな」って感じませんでしたか?私はずっとアン・イシュワルダ狐みたいでかっこいい!って思うのと同時に、でもなんか不気味だな、なんだろうと思ってました。
んでこの不気味に感じさせる正体ってなんだろうなぁって考えてたんですが理由が判明したときちょっとヒェッっとしましたよね。アン・イシュワルダの目は

ずっと画面内のハンターじゃなくて

ずっと画面外にいるプレイヤー、つまり我々を見てるんですよね!これ言われたときほんとぉ?ってなって何回か動画見直してたんですが見事にずっとこっちみててぞっとしました。
調べたところ、アン・イシュワルダは破壊と再生の神であるシヴァ神がモチーフのようですね。シヴァ神は三目八臂(3つの目と8本の腕)の姿で表現されることが多いですが確かにアン・イシュワルダの姿もそんなディティールをしています。目に至っては体のいたるところに目っぽい模様がありますよね。アン・イシュワルダは最初は岩を纏ってる形態でその後岩がはがれて本体がお目見えする作りとなってますが

岩がはがれた直後は目を閉じています。最終的に開眼しますが、目を閉じててもハンターを攻撃できるあたり眼球で捉えているわけではなく蝙蝠みたいに超音波のようなもので敵の位置を把握している可能性が高いです。というか音波で地殻変動起こせるあたりそうなんでしょう。
なので開眼してこちらをみている理由もシヴァ神の象徴である「第三の目」よろしく肉眼で捉えている「ハンター」ではなく、感覚で「我々プレイヤー」を知覚している。…って考えると、ちょっとぞくぞくしませんか!
また、シヴァ神は破壊と再生の象徴のため今回の地殻変動は「破壊」パートであり、破壊が終わった後は「再生」パートに移ったのかもしれませんね。ネルギガンテに討たれてしまい、別個体の記録も今のところないため今後そこが解明される日がこないのは少々残念なところです。
以上!一通りアイスボーンを遊んだ感想でした!!先日ようやく第1弾アップデートであるラージャンがsteam版にも来たため第2弾であるムフェト・ジーヴァのアップデートが待ち遠しいですね。それまではのんびりMRをあげながら、装備集めでもしようかと思います。
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