カルドセプト リボルト|ストーリー解説 闇に潜む者編 その2

基本情報
タイトル:カルドセプト リボルト
プラットフォーム:Nintendo 3DS
ジャンル:カードゲーム+ボードゲーム
発売日:2016年7月7日
開発 / 販売:大宮ソフト / 任天堂
プレイ人数:1~4人
公式サイト:カルドセプト リボルト 公式サイト
ストーリーに関する記事一覧はこちら → ストーリーのまとめ記事(リンク集)
前回の続きです。前回は裏門を抜けた先が虚無の世界で、ゼネスからこの世界が消滅しつつあるという衝撃の事実を聞かされたところまででした。その後一同はどう行動するのでしょうか。
主人公の名前は好きに決められますが、一応公式が「アレン」という名前をつけているので、主人公の名前は「アレン」で記載させていただいてます。
4.闇に潜む者
登場人物
今回は引き続きフリーバッツの「アレン(主人公)」「ユマ」「サイク」「テネット」が中心。新たに伯爵側の幻覚術士「ヒュプノ」が本格的に絡んできて、前回のサブクエでも出ていた「テラーメア」「ナイトホーク」も再登場します。

ストーリー構成
- 炎の中で - 打倒!伯爵! - ぶつかりあう理想
- 思い出の街 - 失われたひとり - 夢の導き - インモラル
- 裏門の戦い - 怒りの力 - 望まれざる召喚 - 戦神の本能
- 錯綜する記憶 - 復讐の幻術士 - もたらされた混乱 - 偽りの同志
- 進撃!伯爵城 - 裏切りの一矢 - 忠誠の理由
- 執事ランゴール - 戻りきらない記憶 - かつての絆
- 支配者との対決 - ねらわれた支配者 - 強者の定め
- 世界は誰がために
今回はストーリー4〜5を取り扱います。
4-1.錯綜する記憶
街の外へは出られない。しかしこのまま街をさまよっていても伯爵軍につかまるだけという状況。「こうなったらやはり伯爵と直接対決するしかない」というサイクに待ったをかけたのはテネットだった。「その前にひとつ確かめたいことがあります」
テネットは主神がなぜ隠れたのかを知りたいという。嘘ならば脱出できる可能性もある。以前住んでいた修道院ならば自分より神に詳しい仲間もいるため、何かわかるかもしれないと。
まだそんなことを言っているのかと呆れるサイクに、「今はとにかく情報を集めたい。伯爵との対決はその後でも遅くはない」とアレンは賛成し、一同は修道院へと向かうのであった。
たどり着いた修道院も廃墟と化していた。ユマが周りに情報を聞いてみたところ「この修道院にはもう何十年も人が住んでおらず、テネットも知らない」という。そんなはずはないと言うテネットをみて、アレンは「前にもこんなことがあったな」とつぶやいた。
ボトムタウンを見た時のユマだ。その時ユマは「こんな街、知らない」と言っていた。自分たちの記憶は変になってしまったのか?と困惑する一同の前に、突如ナイトホークとヒュプノが現れる。
お前たちもブリードカードの噂を聞きつけてやってきたのかい、というヒュプノ。なんのことだ?というアレンに「とぼけるんじゃないよ!」怒りをあらわにする。ヒュプノを見ていたサイクは、彼女が何者かを思い出す。「お前が幻覚術士ヒュプノか!カードを使った催眠術が得意だという……。カラクリがわかったぞ!記憶がおかしいのは、ヒュプノの仕業だ!」とサイクは言う。
「この男は何を言っているの?まあいい、こいつらを倒し、ブリードカードを伯爵様の元に持ち帰る!」というヒュプノ。そんなヒュプノを見て声を上げたのは意外にもナイトホークであった。「ブリードカードを伯爵に渡すってのには賛成できねえな。あのカードは、俺がいただく。」と突然伯爵軍を裏切ったのであった。
曰く自分は今まで生きようと必死だったが、もうすぐ全員死ぬと分かった以上もう意味がない。これからは好きに生きていくという。それを聞き、この間の話を聞かれていたことにアレンは気づく。そうして3人での乱戦が始まるのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
「お前たちを捕らえようと兵士たちが街中に展開している。捕まるのも時間の問題さ。オホホホホッ!」と負け惜しみを言って去っていくヒュプノ。一方ナイトホークはアレンたちが街の秘密を暴いてくれたお陰で自由に生きる決心ができたと礼を言って去っていった。
2人が去った後、修道院の祭壇に埋め込まれたカードを見つけた。きっと二人が探していたブリードカードだろう。アレンはそれを貰い、今後のことを仲間と相談する。
なぜユマとテネットの記憶が食い違っているのか…。それを確認するため、すべての記録が残っている領記図書館へ向かうことにする。だがサイクはヒュプノは城中の兵士たちが出払っている今が伯爵に奇襲をかけるチャンスだという。
「それも一つの道か…だが記憶のことも気になる」とアレンは言う。図書館へ立ち寄れないか考えるアレンに、サイクは、図書館は自分が行くから、アレンたちは伯爵城に向かいそこで合流しよう、と提案する。そこにテネットは自分も図書館へついていくと言い出す。「僕はなんとしても神について調べたい。生き方に関わることですから、サイクがなんと言おうと行きます!」
こうしてアレンとユマは先に伯爵城へ、サイクとテネットは領記図書館へと向かうことにしたのであった。
5-1.進撃!伯爵城
伯爵城にたどり着いたアレンとユマ。そこへサイクが合流する。怪我を負っているサイク、その傍らにテネットはいない。一体どうしたことかとアレンが聞いたところ、図書館を出たところで伯爵軍に襲われ、多勢による不意打ちによりテネットはやられてしまったのだという。
「そうか…テネットが…」と悲しむアレンだったが、気持ちを切り替えサイクに図書館での成果を聞く。ところがサイクから聞かされたのは、変わった記録は一切見つけられなかったということだけであった…。
そのまま伯爵城の奥へと進む3人の前に現れたのはヒュプノであった。何度戦おうが勝ち目はないぞ、というサイクに対してヒュプノは笑う。そんなヒュプノの横に現れたのはテラーメアであった。相手が二人になったため、アレンも同盟を組んで戦いに挑むのであった(同盟相手としてサイクかユマを選択してから戦闘開始)。
◆ 戦闘終了後 ◆
2人に勝利したバッツメンバー。ヒュプノは「もはや私ではこの男を止めることはできない……」といって、静かにその場から消える。その場から動けないテラーメアも「……やむをえん。執事ランゴールに事を預けよう。」というのみであった。
以前アジトでも一度だけ聞いたことがあるランゴールという人物について、アレンはサイクに何者かと尋ねる。しかしサイクも「伯爵の懐刀という話だが会ったことも見たこともない。架空の人物という噂まである」といい、詳細はわからないという。しかし実在するらしいその人物を、倒さなければならないのなら倒すまでだとアレンは先へ進むのであった。
サブクエスト
ここからは本筋の合間に発生したサブクエの記録。今回はヒュプノの執拗な追撃と、敗北したテラーメアからの情報収集が中心です。
4-2.復讐の幻術士
次の日に旅立ちに備える一行の前に再び姿を現したのはヒュプノ。「出発なんてさせるものか。ブリードカードは返してもらうよ」と一行の前に立ちふさがる。一人で乗り込んできたヒュプノを袋の鼠にしようとするサイクだったが、みんなの負担を減らすため自分ひとりでやるとアレンは言う。そうしてアレンとヒュプノの一騎打ちが始まるのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
「正攻法では倒せない…。つぎは――こうはいかない。」と捨て台詞を吐いて撤退するヒュプノ。諦めたようには見えなかったヒュプノに、出発の朝まで長い夜になりそうだとアレンは呟くのであった。
4-3.もたらされた混乱
再び一行の前に姿を現したヒュプノ。前へ歩み出るアレンの前に「アレンにだけ負担はかけられない。今度はわたしが戦うから。」と飛び出たのはユマだった。だがそんなユマに、ヒュプノは催眠魔法をかけてしまう。
「わたしは今から…アレンを倒す。アレンは敵」と催眠魔法にかかってしまったユマであったが、と同時に「ヒュプノ、あなたも敵…。」とヒュプノも標的に含める。「ユマ、思ったより成長しているようだね。セプターとしての力が、催眠効果をさまたげたか……」とヒュプノはユマの抵抗に舌打ちする。三つ巴ならなんとかなるだろうと、アレンは戦闘を開始するのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
「あれ……? ここは……?」と催眠から目を覚ますユマ。「詰めが甘かったね。つぎこそ確実にアレンを葬り去る。策はまだあるわ。」と言いヒュプノは立ち去るのであった。操られてしまったことを詫びるユマにアレンは許し、「夜明けは、すぐそこだ。」とつぶやくのであった。
4-4.偽りの同志
「夜が明ける前に……おそらく奴が来る。」とアレンが言うのと同時に、再び姿を現したヒュプノ。同じ手にはかからないと警戒するユマに、ヒュプノは「なら試してみようじゃないか」と力を振りかざした先は、ユマではなくテネットであった。しまった!と不意を突かれた一同を横目に、ヒュプノの横に移動して、「僕の敵はアレン。僕の味方はヒュプノ」と完全に催眠魔法にかかってしまったテネット。2対1で戦闘を開始しようとするアレンの横に「私が手を貸そう」と進み出たのはサイクであった。
「胸は痛むが…やらなければなるまい。アレンひとりを、死地へ送るわけにはいかん!」と言うサイクに、連携ならこちらが上だ!とアレンも続くのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
「なんという無様な……。人質を取って、なお敗れるとは……。」と悔しさを滲ませるヒュプノ。テネットも無事催眠から目が覚める。「私ひとりでは、重荷ということか。もはや……手に負える相手ではない。」と言い、ヒュプノは今度こそ立ち去るのであった。
こうして恐ろしく長い夜が、ようやく明けるのであった。
5-2.裏切りの一矢
敗北によりその場を動けないテラーメアの下に舞い戻るアレン。何をしに来たのだと問うテラーメアに、伯爵について聞きに来たとアレンは言う。しかしいくら質問をしてもテラーメアは口を割らない。
そこにナイトホークが現れる。過去の借りを返さなきゃ先へ進めないと、テラーメアに会いに来たのだという。会話する二人にテラーメアは「アレン、ナイトホーク……。そろいもそろって、伯爵様に逆らう愚か者どもめ。残った力でその命刈り取ってくれる!」と力を振り絞って戦いを挑んでくるのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
ようやくテラーメアに一泡吹かせることができたナイトホーク。アレンに「こいつは口を割らねえぜ。伯爵のことは、なにを聞いてもムダだ。それじゃあ、あばよ」といって立ち去るのであった。一向に伯爵について口を割らないテラーメアに「なぜそこまで伯爵に尽くす?テラーメア。」とアレンは興味をいだくのであった。
5-3.忠誠の理由
なぜ伯爵に肩入れをするのかを問うアレン。それに対し、テラーメアは「いいだろう、伯爵さまの決断について少し話してやる。」と、伯爵について語り始めた。
テラーメア「貴様らも見た通り、世界は消えつつある。伯爵様の力をもってしても、消失を止めることはできずせいぜい遅らせるのが精一杯……。そこで伯爵様は、街の民たちにはこの事実を知らせぬ方が良いと考えた」
アレン「そもそも、隠し通すことなんてできると思ったのか?」
テラーメア「街を封鎖し、外に出ようとする者すべてを葬り去ればな!」
そういって、再びテラーメアはアレンに襲い掛かるのであった。
◆ 戦闘終了後 ◆
敗れたテラーメアは「伯爵様の理想は、私の理想でもある。…かつてのように私が伯爵様に敵対することはもう二度とない。」と驚くべきことを話し出した。以前、伯爵との決闘で死力を尽くしたことがあると。
そこで伯爵は敵であるテラーメアを信用し、世界の秘密を教えたのだ。そんな伯爵にテラーメアは敵対心をなくし、その寛大な心に忠誠を誓ったというのだ。「圧政もまた、大いなる愛ゆえなのだ。貴様らに、この崇高な考えがわかるか?」「私は、永遠に伯爵様の配下だ。たとえ、この身が朽ちようともな。」と語るテラーメア。そうしてアレンに「よく考えてみるのだな。伯爵様の支配を終わらせることが……偽善ではないのか、どうかを。」と言い残すのであった。
まとめ
「闇に潜む者」編 その2は、ヒュプノとの恐ろしく長い夜から伯爵城に突入するまでの回でしたね。突然テネットが退場したのには驚きましたが…。そんなところでサクッと死ぬとは思わないじゃん…?主人公サイドなのに…あっさりすぎる…。
あと伯爵側の「世界が消滅していくのを民に知られたら大混乱になる」っていう動機があったのは予想外の展開で、一概に悪者と言い切れない部分もありますよね。構図がじわじわ効いてきますね。テラーメアが残した「支配を終わらせることが偽善ではないのか」の問いを、アレンはどう乗り越えていくのでしょうか――。何より次回はいよいよ執事ランゴールの登場です。楽しみですねー!
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