カルドセプト リボルト|ストーリー解説 闇に潜む者編 その3

カルドセプト リボルト イメージ画

基本情報

タイトル:カルドセプト リボルト
プラットフォーム:Nintendo 3DS
ジャンル:カードゲーム+ボードゲーム
発売日:2016年7月7日
開発 / 販売:大宮ソフト / 任天堂
プレイ人数:1~4人
公式サイト:カルドセプト リボルト 公式サイト


ストーリーに関する記事一覧はこちら → ストーリーのまとめ記事(リンク集)

前回の続きです。前回は伯爵城に進撃し、ヒュプノ・テラーメアを撃破して、いよいよ伯爵の懐刀「執事ランゴール」との対峙までいったところでした。ここから物語は最終局面へ突入します。

主人公の名前は好きに決められますが、一応公式が「アレン」という名前をつけているので、主人公の名前は「アレン」で記載させていただいてます。

4.闇に潜む者

登場人物

今回はフリーバッツ「アレン(主人公)」「ユマ」「サイク」に、再登場の「ナイトホーク」、そしてついに正体を現す執事「ランゴール」(その正体は人頭杖「ゴリガン」)、追跡者「ゼネス」が絡んできます。

アレン ユマ サイク ナイトホーク ランゴール ゴリガン ゼネス

ストーリー構成

  1. 炎の中で - 打倒!伯爵! - ぶつかりあう理想
  2. 思い出の街 - 失われたひとり - 夢の導き - インモラル
  3. 裏門の戦い - 怒りの力 - 望まれざる召喚 - 戦神の本能
  4. 錯綜する記憶 - 復讐の幻術士 - もたらされた混乱 - 偽りの同志
  5. 進撃!伯爵城 - 裏切りの一矢 - 忠誠の理由
  6. 執事ランゴール - 戻りきらない記憶 - かつての絆
  7. 支配者との対決 - ねらわれた支配者 - 強者の定め
  8. 世界は誰がために

今回はストーリー6〜8を取り扱います。

6-1.執事ランゴール

伯爵を安全な所へ逃がし、ランゴールはフリーバッツの前に立ちはだかる。初めて姿を現したランゴールに、アレンは奇妙な感覚を覚える。「たしかに少しヘンだ。お前からは生気が感じられない。」それにランゴールは「察しのいいお方だ。あなた方とは少々、命の形が違うだけです。マントの下の姿をお見せしましょう!!」といって、マントを脱ぎすてた。

その正体は人頭杖ゴリガンであった。それを見たサイクは信じられないという顔で呟いた。「なんてことだ。しかし、人頭杖ゴリガンは、究極絶対神カルドラの使いだと聞いたことがある。」一同が本当のことなのかとゴリガンを見る。なぜ神の使いが伯爵の味方をするのか、と——。それに対しゴリガンは「それはこの世界の覇者……つまり伯爵様を守り導くこと」だといった。

非道な支配者の味方をするなんてありえん!と憤るサイクに、その通りだと後ろから声がした。その場に突如乱入してきたのはナイトホークであった。伯爵にこき使われた恨みを晴らすために乗り込んできたらしい。俺は俺でやらせてもらう!と、アレン・ゴリガン・ナイトホークの三つ巴の戦いが始まるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
敗北した途端、「あ、ああっ、ああああああ」と叫ぶゴリガン。そして「は、ここは……?」と、敗北のショックにより、失っていた記憶が戻った。目をさましたようだなと声をかけるアレンに、申し訳ありませんでしたと謝るゴリガン。記憶を取り戻したゴリガンに改めてアレンは問う。「お前は本当に神の使いなのか。なぜ伯爵に味方していたのかを聞かせろ」

そうして記憶を取り戻したゴリガンは語る。

「私は確かに、カルドラ様の使い、ゴリガンと申すものです。この世界にきた理由は二つ。ひとつはこの世界で起こりつつある異変の調査です。もうひとつはこの世界の覇者となるセプターを見つけ、支援することでした。しかしこの世界に到着した途端、異変を調査するという任務をなぜかすっかり忘れてしまったのです。」

なぜ伯爵が覇者にふさわしいと思ったの?と質問するユマに、ゴリガンは衝撃的な返答をする。「この世界を訪れた時にセプターは伯爵しかいなかったからだ。」と——。これに対して、そんなわけはないと一同は騒ぐ。なぜならゴリガンがこの世界に来るより1年以上も前に、自分たちはセプターとして覚醒していたからだ。

だが神の使いであるゴリガンにはセプターを察知する能力があり、1年前にセプターが伯爵しかいなかったのは間違いないという。食い違う記憶にアレンは考え、そして「このままでは真相がわからない。伯爵本人に話を聞こう」と提案する。

それについていくというナイトホーク。もう敵対する気はないが、この世界の事の成り行きを見届けたいという。すべての真相を確かめるべく、一同は伯爵の下へと急ぐのであった。

7-1.支配者との対決

ついに一同はクラネス伯爵と対峙する。今までよくも仲間たちの命を!と怒るユマに対し、クラネスは不敵な笑みで「どうかな。その仲間とやらは、本当に実在したのかどうか」と言う。意味がわからないでいるユマをよそに、味方がいない今ならクラネスを討てるとサイクが意気込む。

そこへ「ひとりでは…ない」といって現れたのは、テラーメアだった。これ以上援軍が来ては厄介だと、サイクは部屋の外で防戦するといい飛び出していった。相手が二人になった以上、アレンも誰かと同盟を組むことにする(ここでユマかナイトホークから同盟相手を選べる)。

かくしてついに、街を支配するクラネス伯爵との対決が始まるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
ついにクラネス伯爵に勝利したアレン。知っている事はすべて話してもらうというアレンに、クラネスは「ワシに答えられることならばな。」と応じた。

クラネスはこの世界が、セレファスの街以外は消滅しつつあることに気づいた。そしてセプターも減っていき、最後にはクラネス一人になった。クラネスは、この世界の最後のセプターとなったのだ。

そこまで聞いたユマが「じゃあわたしたちは何なの?」といったところで「それはこのワシが聞きたいところだ」とクラネスの顔がゆがむ。なぜ、他のセプターが突如この街に現れたのか。街を閉鎖して秩序を守ろうとしていたのに、こともあろうに自分を討ち、世界の秘密を暴こうとした。そのためクラネスはセプター狩りを始めたのだといった。

「自分が正義だとでも言うのか?まだほかにも知っている事が…」となおも問い詰めようとしたアレンの顔が苦痛にゆがむ。「ううぅ…」とうずくまるアレンに、サイクは連戦続きだったのだから少し休めという。その間クラネスは別室で縛っておくといい、クラネスを連れて部屋を後にした。

平気かと問うユマに、アレンは「それよりこの世界で何がおきていたのかを考えなくては…」と思考を巡らす。「クラネスが言ったように今までセプターがいなかったのだとしたら、ユマやテネットの記憶が曖昧だったことも関係があるのか?二人がみた故郷は、記憶は本物なのか?テラーメアたち伯爵の配下も最初は敵対心を抱いて挑んでいた。この世界のセプターはみな伯爵の敵…。これが何者かの意図なのだとしたら…。」

その考えに至ったアレンに、「そう、すべては茶番だったということだ。」と声がかかる。現れたのはゼネスだ。驚いたのはゴリガンだった。そんなゴリガンに「こんなところにいたとはな。無事だったのなら、まあいい。これで、本来の任務に集中できる。」と返事をする。相変わらず冷たい男よのぅ…というゴリガンを気にせず、ゼネスは話を続ける。

「アレン。先ほどの貴様の推測は、すべて正しい。貴様と戦った後、俺はこの世界のすべてを調べ上げた。最近この世界の周辺で、セプターたちが姿を消していた。そのセプターたちは、あたかも最初からこの世界に住んでいたような記憶を持たされ、この世界で伯爵と戦わせるための兵器として連れてこられた……。中には伯爵側に寝返った者もいたが、こうして城が落ちたのを見ると、その首謀者の企みは成功したといえる。」

そう、その首謀者こそがゼネスが追っている来訪者なのだ。「なぜそんなことを…」というアレンにゼネスは笑う。「本人に聞けばいい。この城内にいるのだからな」というのであった。

8-1.世界は誰がために

突如として聞こえる叫び声に「隣の部屋か!」とアレンたちは急いで駆けつける。そこで見たものは、クラネスに襲い掛かるサイクの姿であった。その姿にアレンは気づく。サイクが首謀者——亜神なのだと。アレンに気づいたサイクは「今までよく働いてくれたな」と笑うのだった。はっとしたユマが「テネットが図書館で伯爵軍に襲われたっていうのは?」と問うと、サイクは「あいつは私が消してやった。自分たちの記述が存在しないことを知ってしまったからな」と無情に言い放った。

「さまよえる亜神よ。よくも今まで、俺の目をあざむけたものだ。」とゼネスが一歩前に出るが、「ハハッ、許さんだと、ゼネス?私が貴様ごときに許しを乞うと思うのか?明日の主神に対して、礼儀が足りんな。ひれ伏すがいい、ハーハハハッ!!」とサイクは高笑いをする。それにアレンは「消える世界の頂点に立ち支配することに何の意味がある?」と問いかける。

サイク「世界が消えても構わん。この世界はあくまで踏み台なのだ。この世界の覇者クラネスを倒せば私が覇者となる。新たな主神として、新世界を創造する権利を得るわけだ。ただ一つ誤算はあった。アレン、貴様だ。貴様は私が召喚したのではない。なぜ、貴様のような強力なセプターがこの世界にいるのかこの私にもわからんのだ。」

自分はサイクが召喚したセプターではなかった。では自分は何なのか…とアレンが考える前にサイクは叫ぶ。「貴様を倒さねばならない。私が呼んだセプターでない以上、貴様を倒さねば、私は覇者になれんのでな!」応戦しようとするアレンに待ったをかけたのは横にいたゼネスであった。

「ここから先は俺に任せろ。来訪者を捕らえるのは俺の役目。邪魔をするな!」というゼネスに、アレンは「断る!こいつは俺が倒す。」と譲らない。そこへさらに「この街はワシの街だ。ワシが長い間、守り育ててきた……。ワシ以外の者が好きにすることは許さん。全員滅ぼしてくれる」とクラネスも参戦する。

こうしてアレン・ゼネス・サイク・クラネスの4人で、世界の命運をかけた戦いが始まるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
「おのれッ、アレン!最後の最後で、私の野望をくじくとは!やはり貴様は、最初に会った時に殺しておくべきだった!」と叫ぶサイク。もう諦めろというアレンに、サイクは「私は数千年も、自分の世界を求めて宇宙をさまよい続けてきたのだ!いつか貴様を必ず倒し、私は主神になる!」と吐き捨て逃走した。

「しまった!逃げたか!」とゼネス。不安がるユマに、アレンは「なに、心配することはない。俺たちの戦いは…終わったんだ。」というのであった。

しばらくして、「行くのか、ゼネス」とアレンがゼネスに声をかける。「逃げたサイクを追わなければならん。お前たちは早く元の世界に帰るがいい。」と答えるゼネス。それに対してナイトホークは「だがどうすりゃ帰れるんだ?」と疑問を呈す。それにゼネスは笑って答えた。「簡単なことだ。セプター同士が戦い、相討ちになればいい。敗れて消えた者の魂はサイクの呪縛を解かれ、元の世界に帰る」その答えにユマの顔が明るくなった。「それじゃあアリシアもゲンもテネットも、死んだわけじゃなかったんだね!」

「それじゃあ俺は行く。お前たちも早く戻れ。この世界がいつまでもつかわからんぞ。」と言い、立ち去るゼネス。それを見ていたゴリガンは「待たぬかゼネス!行くなら私も連れていかんかー!」と怒り、走り去るのであった。

続いてユマとナイトホークに別れを告げるアレン。「アレンはどうするの?」と心配するユマに、「俺か…。俺は…どうするかな。これからゆっくり考えることにするよ」と答える。アレンはサイクが召喚したセプターではない。ゆえに帰れないのだ。そんなアレンに、ユマは「アレン、私も残るよ。だって残りたいから。この世界が消える、最後の最後の時まで。」

帰ることはいつでもできるから…というユマに続いて、「そんじゃまあ、俺もつき合うとすっか」とナイトホークもつづく。「俺に自由を思い出させた奴の最期ぐらい見届けてやろうと思ってな。」とニヤリと笑った。それにお前たち馬鹿だなと言いながらも「でも、ありがとう。心強いよ」とアレンは礼を言うのであった。

そうして「失われていく世界で……失われないものもあるんだな。」と笑うのであった。

◆ スタッフロール ◆
ここから本編のエンディング。スタッフロールが流れ出す。

◆ エピローグ ◆
あれから3カ月か。伯爵はセプター狩りをやめ、世界が消える気配もない。平和な日々が続いていた。そんな日々に「だが、わからない事がいくつかある」とアレンが疑問を呈す。それはこの世界の神々がなぜ消えたのかということ。神々を祭った神殿があればあるいは何かわかるかもしれないと、アレンはユマに聞く。図書館で見た本では「神都ダフネリオン」に神殿はあるらしいとユマは告げる。

そんなものとっくに消滅してしまってるだろうというナイトホークに、それもそうかとアレンは次の謎について語る。それは自分自身のことだ。自分はいったい、誰なのか?もともとこの世界の住人なのか。…この世界はまだどこかに…。

アレンが疑問を呟いていると、突然街全体が大きな揺れに襲われる。地震にしては大きすぎるその揺れに、ナイトホークは「頭上を見ろ!」と叫んだ。

神都ダフネリオン

そこには街に近づく、大きな影…島だ。その島はそのまま街にぶつかって、止まるのであった。

サブクエスト

ここからは本筋の合間に発生したサブクエの記録。今回は記憶を取り戻したゴリガンとの再戦、テラーメア越しに語られる伯爵の過去、そしてクラネスがついに口にする"首謀者"の名までを収録します。

6-2.戻りきらない記憶

「ところでゴリガン、この世界が消えつつある理由については思い出せないのか?」と問うアレンに、ゴリガンは落胆した表情を浮かべ「まさに異変を調べようとしていた矢先に記憶をなくしまして…」と答える。「本来膨張していくはずの宇宙が縮小して消えていくことなど今までないため、主神に何か起きていることは確かなのですが…」

そして主神と話せないか試みもしたが、応答がないのだという。この世界についてほかにも知らされたことがあった気はするが、まだ記憶があやふやでよく思い出せないという。そんなゴリガンを見て「なら思い出させる方法はひとつだ!」とナイトホークは笑う。

敗戦のショックで記憶が戻ったのであれば、もう一度戦えば何か思い出せるのでは、というのだ。確かに一理あるとアレンは納得し、ゴリガンと対戦を始めるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
敗北の衝撃で、カルドラから教えてもらっていたこの世界の情報についてのいくつかを思い出すゴリガン。この世界の名前は「プラソレム」。他の世界とは成り立ちが違うため、消失の一因はそこにあるのではないかと言っていたというのだ。

他の世界との違いについては言及されておらず、その謎を解き明かすのはこの世界の覇者たるセプターの役割なのかもしれないとゴリガンは言う。そしてまだ忘れている事があるような気がすると、困った顔でゴリガンは言うのであった。

6-3.かつての絆

ゴリガンは自身の記憶について語り始める。今までいくつもの世界を旅し、見込みのあるセプターを覇者に導くのが自分の使命であった。いろんなセプターに出会ったが、その全ての記憶がなくなってしまった。自分は記憶とともに、信じる気持ちすら忘れてしまったのだという。

そんなゴリガンにアレンは「なら、俺と組んで戦ってみるか?」と提案。誰かと同盟を組めば、昔のことも思い出せるかもしれないと。いい案だと思ったゴリガンであったが、対戦相手がいないのではどうしようもない。味方に視線を向けてみたところ、ユマが「わたしでよければ」と名乗り出てくれる。

そして同盟を組むのは…ナイトホーク。冗談じゃないと最初は断るナイトホークであったが、本当に裏切らないのかを確かめたいというユマに、「いいだろう。ならユマと組んで戦ってやるぜ。」と同盟戦を承諾するのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
アレンのおかげで信じあう事の尊さを思い出すことができたゴリガン。それと同時にかつてのさまざまな記憶がよみがえる。自分がはじめてセプターを導いた世界、リュエード。未来からの侵略者ジェミナイとの決戦の舞台となったソルタリア…。そのほかのいろんな思い出がゴリガンの中によみがえる。

そしてゴリガンはアレンに語る。「どの世界でも、覇者たるセプターはあらゆる不可能を乗り越えて目的を果たしてきました。もしあなたが彼らに並ぶ存在ならば、きっと望みはかないますぞ。」と。それを聞いたアレンは自分と仲間を鼓舞するのであった。

7-2.ねらわれた支配者

別室に移動したサイクとクラネスを呼び戻したアレン。なんの用だ?と問うサイクに、クラネスに聞きたいことがあってな、とアレン。

「お前が最初にセプターに襲われたのはいつ頃だ?」と問うアレンに、「そんなことを聞いてなんになる」とクラネスは怪訝な顔をする。「ゴリガンは突如現れたセプターたちがお前を襲い始めたといった。その時期がわかればなにかの手がかりになるかもしれないと思った。いままでのいきさつを教えてくれ」と答えるアレン。

そんなアレンに「もしもう一度ワシを倒せたら考えてやってもいいぞ」と不敵にクラネスは笑う。やむをえないと、アレンは再びクラネスとの戦闘に立つのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
再びクラネスとの戦闘に勝利するアレン。「俺は別にお前に屈辱を与えたいわけじゃない。ただ真実が知りたいだけだ。さあ、話せ。」と促され、渋々伯爵は語りだした。

「長い間この世界にセプターはワシ一人だけだったが、そこへ突然、ひとりの強力なセプターが現れた。1年前のことだ。ワシは命をかけて戦いどうにかやつを捕らえた。本来なら許されぬ罪だが、ワシはその男を許すことにした。その男の瞳に誇りを見たからだ。その後も次々と敵が現れた。ワシだけでは到底防げなかったであろう。だが仲間となったその男が、獅子奮迅の活躍で対処してくれた。そして——その男は、今そこにいる。」そうしてクラネスが見た先にいたのは、テラーメアだった。

守り切ることができなかったことを謝るテラーメアに、お前がいなければとうの昔に討たれていただろうとクラネスは許す。「もういいか?」というクラネスを、アレンは「まだ聞きたいことがある」と引き留めるのであった。

7-3.強者の定め

「セプターを召喚し、お前と戦わせている"首謀者"の正体は誰なんだ?」と問うアレンに、クラネスは「もし、いるのだとしたら、察しはついている。」と答える。だがその正体まで喋ろうとしないクラネスにしびれを切らせたのは横にいたゼネスだった。

「さっきから聞いていれば……手ぬるい!こんなやつさっさと叩きのめして洗いざらい吐かせろ!」と叫ぶゼネスに、お前のやり方は乱暴だとアレンは否定する。ここまで白状したのなら時間をかければ話してくれるはずだと。

「この男がどうなろうと俺の知ったことではない」と強硬手段に出るゼネスに、「話は俺と伯爵の間でつける。手出しはしないでもらおう。」とアレンは反抗し、そこへ「反撃の狼煙、ここに上がれり!」とクラネスも戦闘に加わるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆
「これほどの力を持っていながらなぜクラネスに甘くする?」と問うゼネスに「俺の勝手だ。」とアレン。「敗れた以上なにも言えん…」とゼネスは渋々引き下がった。そうして改めてアレンはクラネスに首謀者についての心当たりを聞く。そしてついにクラネスは重い口を開くのであった。

「思い浮かぶのは一人だけだ。だがそいつはもう、どこにもいない。なぜなら……すでに死んでいるからな」驚く一同。それは誰なのかと問われ、「決まっているであろう。フリーバッツを創設したあの女だ。」クラネスが思い当たる首謀者…それはアリシアであった。

その答えに、サイクは妙に納得する。「ありえない話ではないかもしれん。アリシアがいなければ我々がここまでたどり着けなかっただろう。ある意味最大の功労者だ。」それを黙って見ているゼネス。アレンは「クラネス、お前の思い違いではないか?」と懐疑的だ。

その問いにクラネスは「問われたから答えたまでだ。それに首謀者がいまいが大して変わりはない。命を狙われるのは変わらないのだからな。覚えておけ。ワシを討ち覇権を手にしたとしても、今度はその新たな支配者が標的になるだけだ。次に狙われるのはお前だ!」と叫ぶ。

そんなクラネスを「お前は捕虜だということを忘れるな。もう連れていっていいか?」とサイクは再び隣の部屋へと連行するのであった。

まとめ

「闇に潜む者」編 その3は、執事ランゴール戦から最終決戦、そしてエンディングまででした。

ゴリガンが記憶が…とか言い出したシーンを見たときは「お前また記憶失っとるのか!」って思いましたよね。初代でもバルテアスに作られたこと、すっかり忘れてたよね君…。なぜいつも記憶がどっか飛ぶんだ。

それと、ゼネスに対してゴリガンが「相変わらず冷たい男」と言う場面については、普通に「え?!優しくない?!」となってしまった私。だって一応探してくれてた上に「無事だったのなら、まあいい。」って言ってたんだよ?ゼネスにしてはめっちゃ気遣ってるじゃんこれ…とか思った。

そしてフードを被って歩くゴリガン(ランゴール)の動きが、明らかに両足出して歩いて見えるように作られているのはどうなんだwwお前足ないだろ!! せめて空中浮遊みたいな移動にすべきだったのでは…?まあミスリードを誘うならこれくらいしないと駄目なのか…?

サイク=首謀者については当時予想してませんでしたが、見返してみるとサイクわりと挙動不審なので勘のいい人は気づいてたかもしれないですねー。そしてエンディングと見せかけて、その後にまだお話あるのってワクワクしますよねー!次回は救世の神都編です!


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