カルドセプト リボルト|ストーリー解説 眠れる神々編 1. 完全なる神のレリーフと偽りの主神グローディス

カルドセプト リボルト イメージ画

カルドセプト リボルト ストーリー解説、いよいよ最終章「眠れる神々」の開幕回です。神都地下に隠された完全なる神のレリーフ、時空の門の先にある過去の世界、そして偽りの主神グローディスとの決着まで。読み返し・未プレイの方向けにセリフ付きで追っていきます。本文はネタバレありです。

基本情報

タイトル:カルドセプト リボルト
プラットフォーム:Nintendo 3DS
ジャンル:カードゲーム+ボードゲーム
発売日:2016年7月7日
開発 / 販売:大宮ソフト / 任天堂
プレイ人数:1~4人
公式サイト:カルドセプト リボルト 公式サイト


ストーリーに関する記事一覧はこちら → ストーリーのまとめ記事(リンク集)

前回、月の彼方の世界で亜神サイクとの最終決戦を制し、まさかの2回目スタッフロールを見届けたアレン達。これで一件落着…と思いきや、舞台は神都の地下へと移り、物語はいよいよ最終章「眠れる神々」へ突入します。

主人公の名前は好きに決められますが、一応公式が「アレン」という名前をつけているので、主人公の名前は「アレン」で記載させていただいてます。

6.眠れる神々

主神グローディスとは何者だったのか、神々の時代に何が起きたのか──。完全なる神のレリーフを目にしたアレンたちは、ついに時空の門をくぐって「過去」の世界へと足を踏み入れます。シリーズ屈指の長さを誇る完結章「眠れる神々」、その幕開けの回です。

登場人物

人物として新たに、神の時代から時空の門をくぐって現れた「デルゴス」、神殿の門番をつとめる「クプティプ」、そして偽りの主神「グローディス」が登場します。

デルゴス クプティプ グローディス

ストーリー構成

  1. 過去からの使者 - 執拗なる配下
  2. 神殿の守護神 - 奇妙な神 - 明かされた能力
  3. 高慢なる神 - 珍妙な同盟
  4. 闇に沈んだ世界 - 終わりなき悪夢 - 首領への道程
  5. 改変ふたたび - ゆずれない威厳 - 神々のゲーム
  6. 憎しみの兄弟神 - 激情の女神
  7. 創世の絆 - 復権の兆し
  8. 邪神の遺産

6-1.過去からの使者

アレン、ユマ、ナイトホークの3人は、神都の地下へとやってきていた。先導するのは究極絶対神カルドラの使いであるゴリガンである。「こっちですぞ」と案内するゴリガンをよそに、3人はこんなところがあったのかと地下を眺め驚きの声を上げる。

「究極絶対神の使い、ゴリガン」とアレンがゴリガンに声をかける。「この回廊の先に、“主神の秘密”が隠されているというのは本当なのか?」その問いにゴリガンは答えた。「いかにも。私の調査によりますと、この先には主神の秘密が眠る“神の間”が、あるらしいのです」「……そこで主神の消えた理由がわかれば……」と言いかけるアレンに、ゴリガンは笑顔で「この世界を再生させることもできるかもしれませんな」と返した。

それまで穏やかに会話していたゴリガンが、突然「ムッ!この気配……」と声を漏らしたかと思うと、真剣な顔で続けた。「この調査たやすくはいかないようですぞ。今この神殿の地下に、奇妙な気配を感じました」何者なのかと尋ねるアレンに、ゴリガンはわからないと答えつつ、「しかし、ただならぬ邪悪な気配です」と警告する。

ナイトホークが陽気に「とっとと進んで神の秘密とやらを、確かめようぜ」と言い、一同が先へ進もうとしたその時、「その先に進んではなりません!」と鋭い声がかかった。振り向いたアレンは声の主を呼ぶ。「お前は……フィフリィ!」フィフリィは続けた。「この先は禁忌の地。引き返しなさい。神の間に眠る秘密は、誰にも見せません」

その言葉にユマが尋ねる。「もしかして……神の間に何があるか知っているの?」フィフリィは「……知っています」と答えた。「ならもったいぶらずに教えてくれよ」とナイトホークがにやりと笑って続きを促す。意外にもフィフリィはすぐに答えた。「神の間にあるのは、“完全なる神のレリーフ”です」

フィフリィは続けた。「この世界の主神グローディス様の姿は、謎とされています。崇められている像は欠けたものばかり。その手に何を掲げているかは明らかになっていないのです」それは以前、テネットが一同にみせてくれたものでもあった。「しかし神の間には、世界でただひとつ、主神の全身が刻まれたレリーフがある。その手に握っているものも、そこにはハッキリと描かれています」

「おいおい、おもしろそうな話じゃねえか。ますます覗きたくなってきたぜ」その話を聞き、ナイトホークはさらに興味を示した。だがフィフリィがそれを阻む。「それは許しません。主神の秘密は永遠に伏せておくべきもの。それが民にとっても幸せなのです」そんなフィフリィにアレンは言う。「ならばせめて、俺たちだけにでも教えてもらおう。消えた神の謎を解くカギなのかもしれないからな」その言葉に、フィフリィは苦悶の表情を浮かべるのであった。

その時、どこからか謎の声が聞こえた。「ヒーヒヒヒッ!こんなところに人間がいやがったぞ。この時代は、無人じゃなかったようだなァ」突然地下の奥から現れた異形の者に、「何者です?!」とフィフリィが警戒する。「この気配……ゴリガン、こいつが……?」とアレンはゴリガンに確認をとる。それに「はい、間違いありません!」とゴリガンが答えた。

「お前は誰だ?どこから来た!?」アレンが尋ねる。「ヒヒヒ、オレはデルゴス。はるか昔、神の時代から来た!時空の門を通ってな」と、デルゴスと名乗った魔物のようなそれは、驚くべきことを口にした。「神の時代?時空の門だと?」アレンが復唱するように確認する。「そう、グローディス様の命令でな!復活の時は近づいている!」

「こんな不気味な奴が、主神のしもべだって言うのか?」ナイトホークは懐疑的だ。「この化け物め!神殿から出ていきなさい!戯言とはいえ、主神の名を汚すとは!」フィフリィも続け、さらに「アレン!あなたも出ていくのです!」とアレンにも退去を命じた。

「ふたりを倒さなければ、神の秘密には行き着けないというわけか」険しい顔でアレンが告げる。「いいだろう。ならば倒すまで!」そうして突如として、戦いの火ぶたが切って落とされたのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

デルゴスがこちらを向き叫ぶ。「キエエエッ、なんということだ!このオレが人間に敗れるとは!」続けて「一度過去に……グローディス様の元に戻って、出直しだ!」と告げ、奥へと逃げ込んでいく。「待て!」とアレンたちが後を追い、「お待ちなさい!」とフィフリィもまたアレン達の後に続いた。

奥へ逃げ込んだデルゴスは、謎の異空間の前にいた。

時空の門

「あれが時空の門ってやつか?」と驚くナイトホーク。一行が追ってきたことを確認したデルゴスは、「ヒィィッ、一刻も早く過去へ!」と慌てながらその空間へと飛び込んだ。

「どうする?まさか……追うの?」と尋ねるユマに、アレンは一点を見据えながら答えた。「待て。その前に、このレリーフは……」状況を察知したフィフリィが叫ぶ。「は!?見てはいけません!」しかしその声もむなしく、一同はすでにレリーフに釘付けだ。

完全なる神のレリーフ

「こ、これは……!」驚くアレン。「なんだこりゃ!?持ってるのは灯火なんかじゃねえ!女の身体だ!神が……女を吊り上げてやがる!」ナイトホークも叫ぶ。「これはどういうことだ?フィフリィ」思いもしなかったことに、アレンがフィフリィを問いただす。フィフリィは苦い顔で、「見られたのなら、仕方ありませんね」といって話を始めた。「これが主神グローディス様の完全なるお姿です。どう解釈すべきかは神官たちの間でも意見が分かれています。ただ、民に公開すべきものではない、それだけは一致しています」

アレンはフィフリィの言葉を咀嚼するように呟く。「主神は残虐な神……そういうことか?」アレンはさらに考える。「仮にそうだとしても、なぜ主神は世界から消え去ったのか……」そこにナイトホークが自身の見解を述べる。「もしかして、このグローディスってのは主神じゃないんじゃねえのか?首を吊られている女神の方が主神。そうは考えられねえか?」ナイトホークはさらに推測する。「だってこの世界に今、主神はいないんだろ?神々の争いの結果、主神がやられてしまったんだとしたら、すべての説明はつく」そして自分なりの結論を出した。「これは主神の絵じゃなくて、主神がやられるところの絵じゃねえのか?」

「あ!本当は悪い神だから……さっきの魔物みたいな手下をよこしたの!?」ユマは妙に納得した感じで言った。「……なるほど、考えられない話ではないな」アレンもその考察に理解を示す。そして「だとすると、過去に戻り、グローディスを倒せれば主神を守れるかもしれない」と続けた。

ナイトホークはデルゴスの言葉を思い出す。「さっきの魔物が『過去に戻る』って言ってたな。この穴は過去に通じてるんじゃねえか?」アレンは門を見つめ、決意を固める。「よし、いくぞ……過去へ!主神が討たれる前に、奴を討つ!」突然のことに戸惑いながらも、ユマもついていくと前へ出た。

「待ちなさい、そんな勝手なことは!」と制止しようとするフィフリィの前に、ずいとナイトホークが立ちふさがった。「おっと、邪魔はさせないぜ。アンタの相手はこの俺だ」それを見たアレンは「すまない、ナイトホーク!後は頼む!」と礼を言い、ゴリガンもまた「ご無事で!アレン殿!」と見送るのであった。

亜空間へ吸い込まれた二人を見送ったナイトホーク。「さてと、どうする聖騎士さん?育ちのよさじゃ敵わねえが、腕の方はどうかな?」フィフリィを挑発するナイトホークに、負けじとフィフリィも言い返す。「どうしても退く気がしないなら……やむをえません」

いまにも戦闘が始まりそうなその場に、突如として新たな声が加わった。「そこのふたり、邪魔だ。退いてもらおう」「なにィ!?て、テメエは……!」声の主を見たナイトホークは驚き、叫ぶのであった。

独り言
そういやあったなそんな設定!(レリーフの件)珍しくナイトホークが頭よく推察してた回でしたね。育ちのよさ云々の部分もナイトホークらしさがあって好き。たしかに神殿でぬくぬく…してたかはともかく、神殿に引きこもってたフィフリィよりは死闘をかいくぐってきたナイトホークのほうが色々と気転は効きそうな気はしますよね。

6-2.神殿の守護神

なんとか時空の空間を抜けることに成功した二人。互いの無事を確かめ合い、二人は周りを見渡す。「この場所は?」と疑問を確かめようとするユマに、アレンは状況から推測する。「ここが本当に過去の世界なら古代の神殿ということになるな……」

「あっ見て!あそこになにか、変な人がいる!?」ユマは前方から何者かが近づいてくることに気づく。「あなたたち、この神殿になにか用でクプか?」歩いてきたその緑の丸い生き物は二人にそう尋ねる。「ああ、そうだが……お前も……神なのか?」戸惑いながらもアレンは答える。

アレンの質問に「そうでクプ♪神殿の門番“クプティプ”でクプ」と緑の丸い生き物…クプティプは名乗った。

語尾について変だと指摘するユマに対し、アレンは「この時代にはきっといろいろな神がいるんだろう」と言うにとどめた。そして「おい、クプティプ。ここはグローディスの神殿だな?」と確認をとる。クプティプは答えた。「その通りでクプ!この世界の主神グローディス様の神殿でクプ」

アレンはそれに疑問を呈す。「主神?いや、グローディスは主神ではないはずだ」それにクプティプはきょとんとして「はて?主神ではない?」とだけ言った。ユマも続けてそういうと、長い間無表情で黙りこみ、しばらくしてから「そうでクプね!言われてみれば、ちょっと違う気もしてきたでクプ!」と言ったのであった。

ユマは呆れたように言った。「あっさり認めちゃったよ、この神様」アレンは静かに頷く。「ああ、もう騙しきれないと判断したんだろう」クプティプは二人に歩み寄り、アレンに喋りかける。「人間のわりには、強そうでクプね~。しかしなんで人間がこんなところにいるんでクプか?」そして何かに気づいて「あ!」と声を上げた。「また別の人間がやってくる気配がするでクプ!」

誰がやってくるのかと考えていた二人の目の前で、時空の門から出てきたのはテラーメアであった。「久しいな、アレン。で、なにをたくらんでいる?この異様な空間は何だ?」伯爵の脅威になるのではないかと警戒しているテラーメアにアレンは答える。「ここは……過去だ。俺たちの住む世界の、過去なんだ」

だがテラーメアはアレンの言葉を信じない。「過去だと…?だますのなら、もう少しマシなウソをつくのだな。貴様らの動き、不穏すぎる。すべて調べてやる」

その言葉を聞き、クプティプはテラーメアを拒絶する。「調べる?ダメでクプよ~。中には誰も入れないでクプ。グローディス様に怒られるでクプ~…。通せんぼでクプ!」二人を見ていたアレンは状況を整理する。「こいつらを倒さなければグローディスの元へは行けないようだな。ならば……倒すまでだ」そうして3人での乱戦が始まるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

クプティプが「ま、負けちゃったクプよ~。グローディス様~、大変でクプ~!敵がズンスン攻めてくるでクプ~!」と声を上げながら奥へとひっこむ。

同じく敗れ、その場にうずくまっているテラーメアにアレンは声をかける。「俺の話を聞く気はあるか?」「…またふざけた話をする気か?」「信じるかどうかは自由だ。決めるのはすべてを聞いてからでも遅くはない」そこまでアレンが言うと、ようやく「…いいだろう。話してみろ」とテラーメアは話を聞く気になったのであった。

一通りアレンの説明を聞いたテラーメア。「では主神をかたるグローディスを倒し、本物の主神を救えば……伯爵様の街は守られると?」アレンが答える。「それどころか、街の外界の世界まで復元するかもしれない。伯爵が失うものは、なにもないと思うが?」テラーメアは考える。「たしかに未来の世界が復元すれば、伯爵様の領土は広がる……ふむ」

ユマがテラーメアにどうするのかを尋ねる。それに不敵に笑いながら「…よかろう。貴様らの話にのってやる。偽りだとしても、貴様らについていけば明らかになる」その答えを聞いたアレンは「よし、話はついたな。ひとまず手を結ぶとしよう」と言うのであった。

独り言
テラーメアの「伯爵様の領土が広がる」って判断軸でしか動かないところ、ブレなくて好きです。話通じる相手ではあるんだよな…利害一致してる間は。ちなみに最初私はゼネスが帰ってきたものと思ってました(どんだけゼネス好きなんだよ)いやほら過去に帰って神々に会うってなると、なんかでてくるかなって思って…。

6-3.高慢なる神

神殿の奥へと進んでいく3人。そこにはクプティプと、その傍らに一人の男が立っていた。

「お前が…グローディスか?」声をかけるアレン。「いかにも。まさかこの神座にまで、賊の侵入を許すとはな」それにクプティプは「とっても強い人たちクプ。だから僕のせいじゃないでクプ~」と弱気に答える。

見ているだけで震えるというユマ。テラーメアも「おぞましいほどの魔力…さすがは神といったところか」と呟く。そして「こやつが偽りの主神であるなら討つまで。後世のためにな」と続けた。

「偽りの主神だと?」と復唱するグローディスに、アレンは問いかける。「お前は世界を破滅へとおいやる存在だ。お前はこれから、主神をその手にかけようとしている。そうだな?さらに俺たちのいた未来にまで興味を持ち、手下のデルゴスを送り込んできた…」

だがグローディスはその言葉を否定した。「なんのことか、わからぬな。昨今の賊は妄言を垂れ流すのか?」そうしてクプティプのほうを見て「この私にたわごとを聞かせた罪は重いぞ」といった。

クプティプが焦った様子で言葉を挟む。「僕は一生懸命止めようとしたでクプ~」グローディスは冷ややかに命令する。「自らの責を果たしたいのなら、手を貸すのだな。今よりこの賊どもを討ち果たし、原初のチリへと変えてやるのだ!」

それを見たテラーメアは言う。「神々の同盟か。それでこそ、手を結んだ意味があったというもの。いまこそ私の助力が必要な時。そうだな?」続けてユマも言う「テラーメアとじゃ、まだうまく呼吸が合わないはず。わたしと組んで」

(ここで同盟相手を選ぶ画面になる)

「人間ごときが徒党を組んで、私に逆らうというのか?その無謀なたくらみ、うち砕いてくれよう!」そう叫ぶグローディスに、「たとえ無謀だろうが…俺たちは必ずおまえを倒す!この世界を正常な世界に戻して見せる!」とアレンが答え、戦闘が開始されるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

「バカ…な……」敗北したグローディスがうめく。「邪神グローディス、消えるのは世界ではなく…お前の方だ!」とアレンが叫ぶ。

グローディスは愕然として呟いた。「私が消失するというのか。人間ごときの手によって……私が?」彼はさらに声を荒げた。「ありえぬ。ありえ…。オ、オオオオオオオッッ!!!!!!」そう叫んだかと思うと、グローディスは光に包まれ、その姿が消えた。

それを見たテラーメアがアレンに言った。「やったな、アレン。これで主神の身は…」アレンは答える。「守られた。未来は安泰だ」ユマも嬉しそうに話す。「じゃあ、今から戻れば…!」それにアレンは穏やかに答えた。「おそらくは街の外の世界も元通りになっているはずだ。帰ろう、俺たちの時代へ」

そうしてアレン達は、一人残ったクプティプをその場に残して、元居た世界へと帰るのであった。

元居た世界へ帰ってきた3人。「…外へ出てみよう」アレンが結果を確かめるためにそう提案する。希望に満ちた返事をする二人に、アレンも「長い旅が終わるな。この世界に呼ばれてからの、消えゆく世界を救う旅が」と感慨深く語る。

「さあ、踏み出そう。――真の世界へ!」そうして外へ出た3人が目にしたものは…

荒廃した世界

荒廃した世界であった──。

独り言
アレン今まで結構鋭かっただけに、今回グローディスの話も聞かずナイトホークの説を信じて滅ぼしてしまったのは結構悪手では??と思った回でした。いやなんか、今までの流れなら「お前は本当に邪神なのか?」とか確認が入ってた気がするんですが、今回は猪突猛進!お前は邪神!みたいな感じで進んでったのでw邪神の裏付けの要因としては、クプティプが適当にそうかも?って言ってしまったのと、デルゴスの件があるんでしょうが、奴は別に未来へ行って滅ぼしてやるとかは言ってないわけですし。それこそ普段なら(デルゴスの目的はなんだったんだ…?)とか考えそうなのにな。もうちょっとお話聞いても良かったのでは…と思いました。結果主神滅ぼして世界滅亡してるの、やばい。

サブクエスト

ここからは本筋の合間に発生したサブクエの記録。キャラ深掘り回が中心です。

6-1-2.執拗なる配下

亜空間の門前で、ユマはアレンに問いかけた。「なんで門に飛び込むフリをしたの?」アレンは答える。「……そのまま追いかけるのも危険だと思ったんだ」

ナイトホークとフィフリィはどうしているかと確認するアレンに、ユマは「外の回廊から音がする。あっちで戦ってるみたい」と答えた。「そうか。むこうはナイトホークに任せておこう」とアレンは状況を判断する。「逃げたデルゴスを追うべきか、それとも門の調査を続けるべきか……」

悩んでいるアレンたちの前に、突然門からデルゴスが姿を現した。「きゃあ!デルゴス!?戻ってきたの!?」ユマは驚きの声を上げる。「お前たちがモタモタしてくれて助かったぜ。そのスキに、グローディス様に魔力を回復してもらえたからな!」とデルゴスは続けた。

「回復の時間を与えてしまったか……しかたがない!下がっていろ、ユマ!」一人で大丈夫かと気遣うユマに、アレンは笑顔で答えた。「こいつはザコだ。怖れるようなセプターじゃない。まして1対1なら問題はない」

◆ 戦闘終了後 ◆

「このヤロウ、またしても……!」また敗北を喫するデルゴス。だが「グローディス様のお力でオレは何度でもよみがえる!」といいながら、再び時空の空間へと吸い込まれていった。

また逃げられてしまったことに危機感を覚えるアレン。「奴の力の源を断たなければいつかはやられる。グローディスを倒さなければ」このまま様子を見ている場合ではないと「いくぞ、ユマ!」とアレンはユマに声をかけるのであった。

6-2-2.奇妙な神

アレンがテラーメアに「よし突入するぞ、テラーメア!」と意気込む。テラーメアも「…承知。偽りの主神、必ずや討つ」とそれに続く。

そんな2人の元へ、クプティプが戻ってきた。クプティプは「やっぱりグローディス様に怒られちゃったでクプ~」と悲しんでいた。なおも通せんぼを続けようとするクプティプに「何度戦ってもクプティプ。さっきの一戦で、わかったはずだ。俺との力の差が」とアレンは言う。

それに「たしかに!」と同意をしたかと思うと「こうなったら神様として、ボクの力を使うしかないでクプよ~!クププププ!」と叫び、アレンとユマの間を行き来した。ユマは「今の…なに?ただ通り抜けただけ?」と不思議そうな顔をした。

クプティプが「ボクが通り抜けると、こうなるでクプ~!」と言った瞬間、アレンとユマの間に光の線が走る。アレンは光の現象を見て呟いた。「この光は……なんだ?」「神ともあろうものが、コケおどしか。くだらん…」テラーメアのほうは意にも介していない。

だがクプティプが笑いながら続ける。「クププ、はたして、そうでクプかね~?そーれ!」クプティプはそういって両手を挙げた。「……?とくに変わったところはなさそうだが」アレンは周囲を見回しながら言う。しかしユマが突然距離を取り始めたことに気づく。

アレンから距離をとったユマは「アレン、わたしは……あなたを倒す」と突然言い出す。戸惑うアレンをよそに、「わたしは、あなたたちの仲間じゃないから」と続けるユマ。そして「クプティプ、あなたも信じられない…。みんなが…敵」と言うのであった。

クプティプが楽しそうに言う。「クプププ!ぼーらね、大変なことになったでクプ♪一度離れてしまった心は、カンタンには戻らないでクプよ!」テラーメアは呟いた。「なるほど、これが貴様の神としての力か。“疑心暗鬼の神”というわけだ」

クプティプはアレンを挑発する。「さあ、いくでクプよ!今なら、僕にも勝ち目があるでクプ!」突然ユマが敵となり戸惑うアレンであったが「しかたない。テラーメア、お前は見ていろ」と腹をくくる。

「……いいのか?ふたりで叩きつぶした方が早いと思うが」確認するテラーメアに「それだとユマを傷つけてしまうかもしれない。ここは、俺に任せろ。ひとりでクプティプを倒し、そしてユマを正気に戻す!」とアレンは答えるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

敗北したユマは「あ、あ、あああぁ!!!」と叫びながらその場にへたり込む。それをみたクプティプは「術が解けちゃったでクプね~」と残念そうな顔を浮かべる。

「大丈夫か、ユマ!?」ユマに駆け寄るアレン。それに「うん…。なにかが起きていたの?何度もアレンに「助けて!」って 言おうとしたけど…、心も体もなにかに縛られるように 近づけなくて……」とユマは悲しそうに答え、アレンはそれに「クプティプの術に完全にはまっていたようだな。正気に戻れたのなら、よかった」と安心するのであった。

だが「安心するのは、まだ早い」とテラーメアが警告をする。「力の正体が明らかになったわけではない。また同じ目にあわされるかもしれん」それに確かにその通りだと思い、アレンは笑っているクプティプに疑問を投げかける。

「お前は、幻惑を司どる神か?それとも、裏切りの神なのか?」クプティプはそれを否定した。「いやでクプね~。僕、そんなにこわい神様じゃないでクプよ」「じゃあ、一体なんの神なんだ!?答えろ」なおも追及するアレンに、「さて、なんでしょう?当ててみてほしいでクプ」とクプティプはとぼけるように答えるだけであった。

6-2-3.明かされた能力

「こいつの力の正体は、なんなんだ?」疑問を口にするアレンに、テラーメアが答える。「こいつはおそらく、心を操る神。だとすれば、これ以上恐れることはない」

それを聞いたクプティプは笑う。「およよ?どうしてそんなに強気なんだクプ?」テラーメアは言い放った。「私とアレンは鋼の精神力を持っている。ゆえに貴様の能力など我々には無力!」

クプティプは再び笑った。「でも、もし僕が…全然違うものを操る神様だったら、どうでクプ?そーれ!クプププッ!!」そうして今度はテラーメアとアレン・ユマの間を通り抜けた。

「フッ、無意味なことを…」そう笑ったテラーメアであったが、クプティプが「せーの!」と叫ぶのと同時に「う…?おおおっ!?おおおっ…!!」とテラーメアがうめく。

アレンは様子がおかしいテラーメアに尋ねた。「テラーメア、どうした……?」テラーメアは苦しそうに答えた。「身体が…引き込まれる…!こいつは、心を操る神ではない」そしてハッと何かに気づいた。「わかったぞ!だから門番をつとめて…。アレン、こいつは心ではなく“境界線”を操る神だ!線を引き、自分の思い通りに区分を変えることができる!」

テラーメアの言葉に、「その線によって、俺たちを敵味方に分断したわけか!」とアレンも納得がいく。クプティプは楽しそうに言った。「そういうことでクプ!さあテラーメア、あなたは“線のこっち側”の人間になったでクプ!」クプティプの呼びかけに、テラーメアが移動する。「アレン、ユマ、貴様らを…排除する!」

「まさかテラーメアが、敵側につくとは」そうつぶやいたアレンに、「一番やっかいなセプターが、クプティプの味方になっちゃったね」とユマも応える。そんなユマに「ここはどうにか倒すしかない」と声をかけたのち、「境界線を打ち破り、呪縛を解く!いくぞ、ユマ!」とアレンは鼓舞するのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

「あああっ、また負けちゃったでクプ~」嘆くクプティプ。「うぅ、やっと解放されたか。私としたことが不覚……」その横ではテラーメアが正気に戻っていた。「テラーメア、こっちに来い。俺の側に並べ。すぐにだ」アレンが素早くテラーメアに声をかける。「ユマもだ!離れないように、急げ!」と続けてユマにも声をかけ、3人一並びにする。

「こうなったら新しい線を引いて、また仲たがいを……」3人の近くまできたクプティプは突如「あああっ!」と大声で叫ぶ。それを見たアレンは「どうした。線を引けるなら引いてみろ」と冷静に声をかけた。その言葉に「そんなにピッチリくっついてたら、引き離せないクプよ~!」とクプティプは弱ったように言う。

アレンは余裕の表情で告げた。「さあ、やってみろ。どうした?」ずい、ずい、と3人で距離を縮めるアレン。それについにクプティプは「ぶえええっ、アレンがイジワルするでクプよ~!グローディス様~、やっぱりもう、僕じゃダメでクプ~~!」といって、奥へと走り去っていくのであった。

「境界線の神様なんて、おかしな神様がいるんだね」と呟いたユマに、テラーメアが推測する。「ここが本当に太古の時代なら、我々の知らない奇妙な神も多数いるのだろう」アレンもテラーメアの言葉に続いた。「そして、そいつらを束ねるのが邪神グローディス……。いこう、ふたりとも。敵の首領は強い。決して油断するな」アレンはそう仲間たちに声をかけるのであった。

独り言
心とか身体じゃなく区分そのものをいじるって、神様らしいといえばらしい能力。3人くっついて防ぐ攻略法もちょっとシュールで好きです。でもテラーメアの「だから門番をしているのか!」にはあまりピンとこなかったな…。相手が1人できたら区分を変えるもくそもないのでは…。いやまあ大人数相手なら門番として最適なのか…?

6-3-2.珍妙な同盟

グローディスを倒した3人。「邪神グローディスは倒れた。これで……未来は守られたな」アレンは呟く。それにクプティプが「あああ…、大変だぁ、大変でクプよ~。僕、これからどうしたら…」と取り乱す。

そこへ突如「グローディス様ー!どこですかッ、グローディス様ー!?」と声が聞こえた。現れたのはデルゴスであった。「ヌオッ、アレン!?まさか…遅かったか!」「オレが駆けつける前に倒されてしまうとは…」と悔しがる。「……デルゴスか」姿を認めてアレンも呟く。

「もう、邪悪な主はどこにもいない」というユマに、「こうなったら、せめて復讐を……!」とデルゴスは悔しげな顔で3人を見る。「おいクプティプ、オレと組んでグローディス様の無念を晴らすんだ!」それに「はいでクプ!グローディス様のカタキ!」とクプティプは答える。

ところが「っていうか、待って。あなた…誰でクプ?」と続けた。「誰って、デルゴスだよ。会うのは、はじめてだったか?」そう答えたデルゴスは続ける。「オレは、お前の兄貴分みたいなもんだ。黙って協力しやがれ」その言葉に「じゃあ、よろしくお願いするでクプ」と素直に従うクプティプであった。

「どうする、アレン?非力な徒党ども。誰でも始末できそうだが」そうテラーメアが聞く。「どっちに手伝ってほしい?」ユマも聞く。

(ここで同盟相手を選ぶ画面が出る)

「デルゴス、クプティプ、首領をなくしたお前たちに、もう望みはない」同盟相手を選び、アレンは二人にそう告げる。「それが認められないなら、実力でわからせてやろう!」そうして同盟戦が始まるのであった。

◆ 戦闘終了後 ◆

「ごめんなさい~、グローディス様~」敗北したクプティプは悲しそうにつぶやく。一方デルゴスは怒りながら叫んだ。「ウオオッ、オレは…オレはぁあ、涙が止まらないぞおぉっ!尊敬するグローディス様のカタキをなんとしても取りたかったのにいい。どうか、お許しをおおぉ!!」

それを見たユマがデルゴスに問いかけた。「涙が止まらないって……。別に涙なんて出てないよね?」デルゴスは少し動揺した。「えっ?そ、それは……その……細かいことはいいんだよ!」

デルゴスはさらに続けた。「チッ、ここで息の根を止められれば最高だったんだが……まあいい。お前ら!この仕返しは必ずするからな!」そうして元来た道を急いで引き返すのであった。

飛び去ったデルゴスを見ながらクプティプが呟く。「あの人……ホントに、僕の兄貴分だったでクプか?神殿では、一度も見たことがないでクプ」それにアレンは眉をひそめた。「……どうも気になるな」ユマがアレンに尋ねた。「気になるって、なにが?」

アレンは言った。「あのデルゴスの様子、妙に芝居がかっていたような……。なにか企んでいるとか……」それにテラーメアは鼻で笑った。「フン、ザコの思惑など放っておけ。あの程度の実力ではなにを計画しても、たいしたことはできまい」ユマもそれに同意し、アレンに帰宅を促した。「それより早く元の時代に戻ろうよ。目的はもう果たしたんだし」

「そうだな。グローディスが倒れた今、長々と居残る理由もない。……いくぞ、ふたりとも」アレンはそう返事し、3人で来た道を戻るのであった。

独り言
デルゴスの「涙が止まらない」演技、ユマに即ツッコまれてて笑いました。なにか企んでるってアレンも気づいてるので、これ絶対後で再登場してくる伏線ですよね。

まとめ

いよいよ完結章「眠れる神々」開幕。主神の正体、時空の門、過去の世界、偽りの主神グローディス登場…からの退場!という怒涛の展開。退場が早すぎてびっくりである。タイトルの「高慢なる神」はそれはほんとそうという感じの性格はしていましたね。

あとにこやかにデルゴスのことをザコザコいうアレンおもしろすぎる。テラーメアもザコいってるし、そんなに力量差があるのかい…?ってなったw

さて次回は荒廃した世界の理由などに迫る「闇に沈んだ世界」編に続きます。

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