DEATH STRANDING 感想|ネタバレなしの配達プレイ日記

DEATH STRANDING イメージ画

基本情報

タイトル:DEATH STRANDING(デス・ストランディング)
プラットフォーム:PlayStation 4、PC(Steam)など
ジャンル:アクションアドベンチャー
発売日:2019年11月8日(PlayStation 4)、2020年7月14日(PC・Steam)
開発 / 販売:コジマプロダクション / ソニー・インタラクティブエンタテインメント(PlayStation 4版)・505 Games(PC版)
プレイ人数:1人
公式サイト:DEATH STRANDING 公式サイト
プロデューサー:小島秀夫、今泉健一郎
Steam:Steamストアページ
Wikipedia:Wikipedia


プレイ感想

先月の11月8日、ついに小島秀夫さんの新作ゲーム「Death Stranding」が発売されましたね!発売日からクリアする先日までずっと遊び倒していました!私は小島監督のゲームはプレイしたことがなかったのですが夫はメタルギアシリーズが好きでよく話を聞いていたのと、幻と化してしまったホラーゲーム「P.T.」がほんとうに怖かったため一度小島監督の作品をプレイしたかったんですよね。

でもメタルギアシリーズ長くて手が出しにくいしな…と諦めていたところ、小島監督が完全新作を作っていると聞いて発売までうきうきで待ってました。当然予約購入ですよええ。1ヶ月遊び倒してようやくクリアしたため本日はネタバレなし Death Stranding クリア記念の感想日記です。

プレイ当時知っていた前情報といえばゲーム内のキャラモデルが俳優であること、分断されたアメリカを繋ぐ旅のゲームであること、なんか赤ちゃん装備しているくらいだったのでかなり新鮮にゲームをプレイできました!とても面白かったので、買おうか悩んでいる方は購入をおすすめします!おもしろいですよ!

最初から専門用語だらけ

さて、発売日に早速プレイし始めたデスストですが出だしからゲーム内の専門用語が多い多い…。あまりの多さに「私このゲームのストーリー理解できるかしら?」と心配になるレベルでした。

だってタイトルにもなっている「デス・ストランディング」から始まり「BT」やら「BB」、「カイラル」「DOOMS」「対消滅(ヴォイドアウト)」「帰還者」「時雨(タイムフォール)」「ビーチ」などなどええなにそれ??と思うような専門用語がやたらたくさん出てくる。ここに書ききれないレベルでいっぱいある。

当然ゲームを始めたばかりの我々は一体なんのこっちゃ状態なのですが旦那曰く「小島監督は最初からいろいろ書いてあとで説明するタイプだから…」と言われたため、あまり気にせずゲームを進めることにしました。2週目やった時に「全て理解した」ってなる系のゲームなんだろう。うん。

とりあえずなんとなく

・デス・ストランディングとやらで大惨事が起きた
・おかげでたくさんの人が亡くなっただけでなくアメリカ大陸のインフラが全滅
・外にはBTがいるし触れると対消滅起こすから外は危険!
・でもここままじゃだめだからインフラを整えるため各所に拠点作ったわ
・あとは後続にカイラル通信繋いでもらうだけ!
・なんやかんやあったからサムにカイラル通信を繋ぎなおす役割お願いしよ!

というようなストーリーなんだな!ということは理解できました!

ゲーム内容は非常にシンプル

そんな最初からストーリーを飛ばしまくるデスストですがゲーム内容は至ってシンプルで「依頼された荷物を依頼されたところまで運ぶ」ことのみ。

DEATH STRANDING サムが荷物を運ぶ様子のプレイ画面

この広大な世界を、サムを操作して運送業をすることになります。デスストで最初に一番感動したのが

主人公(サム)の動作がかなりリアルでゲーム内のいたるところに慣性の法則がきっちり働いていたこと。

サムが走っていた場合ボタンから指を離しても突然止まることはなく足を止めるまでサムは慣性で少し走ってしまいます。急な下り坂も、急に足を止めたくても突然立ち止まることはできません。慣性でそのまま少し下にすべって移動してしまう。ようはコントローラーから指を離しても「おっとっと」とその後もちょっと動作が続くんですね。

たくさんの荷物を効率よく届けるため自然と背中にたくさんの荷物を積むことになるのですが

DEATH STRANDING 荷物を背負ったサムのゲーム画面

荷物の重心が偏っていると自然とサムの体もそちらへ傾きます。そのままこけようものなら背中の荷物は全てぶちまけられ荷物が破損します。これらは派手な演出、システムではないのですがそうだよね!普通そうなるよね!というリアルさがそこにあって、とても感動したのを覚えています。

あとR2が右手、L2が左手で物を持つってのもなんか感動した。当然指をボタンから離すと物がおっこちます。私は気のゆるみでたまに荷物落っことしてました。ヘヘッ。

チュートリアルは順を追って説明してくれる

最近のゲームはいろいろとできるためチュートリアルであれこれいっぱい教えてくることありますよね。〇〇がこれ。××もできるよ。△△もできて、対応アクションはこれ。特別動作もあってそれは〇△!アイテムをセットすれば△□にも!...みたいな。

もしくは物語が始まったと同時にいっぱいできることが増えたりアイテムが劇的に増える場合があります。(全種類の武器を支給される場合は特にそうですよね)やれることが多いのは勿論大変嬉しいのですが突然いろいろ言われてしまうと何から手を付ければいいのかわからなくなってしまいませんか?

私がそのタイプなのですが、最初にいっぱい言われるとあー、あれもしなきゃ。これもしなきゃ。これは〇〇用に取っておいたほうがいいんだっけ??この武器どうやって使うんだっけ…?!と、若干ゲームシステムを覚えるのが面倒になります。解禁された一部機能を見逃そうものならクリア間近になってこんな機能あったの?!ということがたまに起こります。しかもそれが結構便利機能だったりすると悲しくなる。

なので私は「ゲーム機能を徐々に解除してくれる」系のゲームが好きなのですがデスストはまさにそういうタイプだったので終始とても楽にプレイすることができました。

最初に〇というアイテムを渡され、〇が使いこなせるタイミングあたりで△を渡し、その後さらに便利な機能も解禁してくれる。そのうち×機能も使えるようになり、その機能を堪能したあたりで□もだしてくる。

デスストは終始こんな感じで進んでいき最終的には気に入ったものを使ってね!みたいな感じなので、アイテムや機能を覚えるのがとても楽でした。最悪なんだっけ?ってなってもアーカイブやアイテム作成画面で使い方を見直すことができるため私のような忘れん坊でも大丈夫です!

人にめちゃくちゃ感謝されるゲームシステム

デスストはひたすら荷物を届けるゲームなわけですがこの荷物を届けてくれる「ポーター」の存在が非常に貴重です。なにせ外の世界はあれこれいて危険なので誰も外に出ません。でも生きていくうえでどうしても物資がいる…。誰か荷物届けてくれ…。というような状況です。

そのためサムが荷物を届けるたびに受取人たちは「ありがとう!」「感謝します!」「こんなところまで届けてくれてサンキュー!」みたいな感じでめちゃくちゃ感謝の意をのべてくれます。

DEATH STRANDING 荷物受け取り時の会話のゲーム画面

荷物を傷つけず完璧な状態で運ぼうものなら「アメージング!」「こんな綺麗な状態、信じられない!」「こんな大量の荷物を一人で?!」「どうやったんだい!??」と褒めちぎってくれます。「いいね」の嵐です。ぽこぽこいいねいいねしてくれます。ちなみにこの「いいね」はただの表現じゃなくて実際にされます(笑)Facebookよろしく「いいね」ボタンがあります。

ゲーム内にいいね機能を実装したのなんて初めてじゃないんだろうか。いいねされなくても別に物語に支障はないのですが、いいねポイント(?)が貯まると最終的に施設の人に懐かれます。なんか物とかメールとかくれる。場所によっては休んでく??とシェルターまで開放してくれます。

なので別に住人の役に立つ必要はないのですが助けてあげると自分にも返ってくるためたまにちょっと寄り道して人々を助けてあげると幸せになれます。

「オンライン疲れ」の人に特におすすめしたい

最近のゲームは何かとオンラインに繋がっていますよね。対戦ゲームにオンライン対戦があるのはもちろんのことオンラインでパーティを組んだり、他人の装備が見られたり、オンラインで〇〇全国ランキングが実装されていたりもします。

オンラインで家に居ながら他者と遊べる便利な世の中になりましたが人の目が気になる人種にはこれが非常に辛い時があります。まあ私なんですけど。

NPCに負けるのは平気なのに、相手がプレイヤーになった途端負けて悔しい気持ちと恥ずかしい気持ちが大きくなる。装備も他人より悪いと劣等感を抱くし頑張っているのに完全にランキング外だと「私ってこのゲーム向いてないのかな...」とか考え出してしまう。煽られたりした日にはゲームをやめてしまう人もいますよね。そんな感じで「オンライン疲れ」をしている人を最近ちょくちょく見るようになりました。「SNS疲れ」も似たようなものじゃないでしょうか。

じゃあデスストはどうなのかというと、オンライン対応です。でも従来のオンラインゲームとは違った使い方をされています。競争でも比較でもない、補助機能としてオンラインが実装されているためオンライン疲れしている人も気楽にプレイできます。

ではデスストは一体どこがオンライン対応なのかというと「他人のゲーム内容が自分のゲーム画面に反映される」という部分がオンラインです。デスストでは進行のために梯子をかけたりロープを吊るしたり、便利な建築物を建てられるようになります。通常であれば自分が置いたもの、建築したものしか利用できませんが、デスストは他人が置いたもの、建てられたものが一部自分のゲーム画面内に反映されます。

DEATH STRANDING 他プレイヤーの設置物が見えるゲーム画面

画面内にこうして誰かの設置物が現れます。(ぼかしてるところはプレイヤー名になります)

さらに自分が必要なくなったものを「誰か」にあげたり宅配物を「他の誰か」に託すこともできます。

道中で荷物を落としてしまった場合は「誰か」が拾って届けてくれることもあります。この「誰か」というのはこちらから指定することはできません。

特定の誰かに物をあげることはできないし、誰かに頼んで建築を代わりにしてもらったとしても必ずそれが自分の画面に反映されるわけではありません。完全に一期一会みたいな感じでなんですよね。なので特定の誰かと競争したり比べるような要素がありません。

他のプレイヤーの建築物を利用して「助かったなー!」「有難いなー!」と思えばそのプレイヤーにいいねを送ることもできます。いいねは相手にも届くため、建築した方も「自分の建築物が誰かの役に立ったんだ!」とちょっと嬉しくなります。

DEATH STRANDING 設置物といいね数が表示される画面

ちなみに自分の設置物には自分の名前が表示されどれくらいいいねされているのか視認することができます。ただ過度に干渉してくるかというとそういうわけでもなく表示される建築物やアイテムはストーリーの進捗度により調節されています。なので先にネタバレされることもないので安心です!

ここにこれ置いておいたら他の人も便利かな?この荷物届けてあげたら喜ぶかな?これはもういらないから誰かにあげよう。こんな感じでデスストのオンライン要素は「小さな親切」の集合体でできているため、ストレスなく優しい気持ちで「誰か」と接することができます。

1人で遊んでいるわけじゃないんだ!という実感と「誰か」の存在が適度な距離感をもって接してきてくれるため新しいオンラインの形を見せつけられた気がしますね。

DEATH STRANDING 広いフィールドの景色のプレイ画面

唯一比べる要素があるとすれば上記の配達人グレードでしょうがこれはやりこみ要素に近いので競争とは違う気がしますね。なにより自分の画面に反映される人が変わるため競争のしようがない気がします。

後々解禁されるストランド契約をすればある一定の人を固定化させることはできますが、あの機能を誰かと比べるために使う人はなかなかいないでしょう。「この人にいつも助けられてるから契約しておこう!」という人がほとんどのはずです。

エピソードごとに明かされる登場人物たちの過去

デスストの登場人物はそう多くありません。メインになるのはPVにでてきている人物たちのみ。とりわけダイハードマン、デッドマン、ハートマン、ママとはチュートリアル含めゲーム進行上よく話すことになります。最初はサムとの関連性もなければキャラ背景も見えないため少し不気味に映る登場人物たちですが物語を進めるにつれ徐々にキャラクター背景が明かされていきます。

なのでゲームが終わるころには別の視点から登場人物全員を見られるようになります。特に「心がないのかこいつは!」と思われがちなデッドマンは最後になるにつれ株が爆上がりすること間違いなしです。

最後の最後に告げられる衝撃の真実

デスストは基本小難しいストーリーをしているのですがそれでもなんとなーくストーリーはわかります。特にPVの目玉?にもなっているクリフ(白髪の隊長さん)については最後の最後に衝撃の事実がわかるため「おま、おまえ…!…まさか…!えー!」となります。

最後になるにつれデッドマンが好きになるといいましたが最終的に一番好きになるのはクリフこと、パパでしょう。というかクリフエピは涙なしには語れないので是非見てあげて欲しい。最後らへんに告げる「うまくいかなかったよ すまなかった」のあたりは私泣きましたからね。

色んな思いが見て取れるためほんとにぐっとくる場面です。気になる人はデススト買って是非最後までプレイしてあげてください。

DEATH STRANDING クリフのシーンのゲーム画面

以上!ストーリーとかキャラについてとかあれこれ小ネタとか紹介したかったのですが特にストーリーについては私の語彙力と思考力では説明できる気がしないので他の考察ブログ様におまかせいたします。いろいろと設定が壮大すぎて私では収拾できる気がしませんでした!

とりあえずこれからプレイする、プレイしたい人に対するまとめとしては

・ストーリーは1本道
・かわりにサブクエで結構寄り道できる
・ストーリーの細部が驚くほど細かく練りこまれているため 世界観を楽しみたい人や考察が好きな人にはうってつけ
・景色を見たり、配送ルートを考えたり、キャラの挙動を楽しんだり サブクエストを黙々とこなすのが好きな人には向いている
・逆に基本ひたすらクエ受けて運ぶだけのゲームなため 同じ作業ばっかり繰り返すのが嫌な人には向かない

そんな感じです!私はアーカイブとキャラ挙動見ているだけでかなり楽しめましたのでモンハンの生態系を考えるのが好きな方とか、ストーリーをあとでいろいろ考察してみたい方には非常におすすめします。なにより小島監督の作品が好きな人は今作もはまると思いますのでファンの方は是非ともプレイしてみてください。


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